遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
今年も健康に関する情報を頑張って更新していきますので
よろしくお願いいたします。
今日は血管の機能をご紹介いたします!
「血管から老いる」と言われますが、血管が老いると体にいろいろな不調がでてきます。
血管の機能を理解するとそれがよくわかってきます。
人ひとりの血管をすべてつなげていくと9万キロあるそうです。
なんと地球を2周半する長さです。
そう考えると血管ってすごいなと思います。
その中を流れる血液には生きていくために重要な役割があるのです。
1.運搬機能
①ガスの運搬を行っています。
呼吸によって取り込まれた酸素を動脈を通りながら全身の細胞へ届けます。
反対にエネルギー代謝によって出された二酸化炭素は静脈を通って
肺から呼吸で体外へ吐き出されます。
②栄養素の運搬
食べた食物は消化されて、肝臓に運ばれた後、血液によって細胞へ届けられます。
③ホルモンの運搬
脳下垂体、甲状腺、副腎などの内分泌器官で作られたホルモンが
血漿中に入り込んで運ばれます。
④老廃物の運搬
体の中のごみを血液を通って、体外に排出されます。
※必要なものを体に取り込み、不要なものを排出するための
運搬を行っているのです。
2.体内環境の維持
①体温の調節
血液の熱伝導率は非常に高く、体内に余分な熱が増えると、血液量を増やして
皮膚の表面温度を上げ、汗をかくことで熱を放出させます。
②水分の調整機能
血漿中に含まれるアルブミンが水分量を調整します。
③水素イオン濃度(ph)の維持
血液はph7.4の弱アルカリ性を保っているます。
※体調を整えています。
3.生体の防御機能
①細菌を退治します。
②免疫を作る
リンパ球が中心となり、ウイルスに対抗する武器を作ります。
③止血作用
血小板が出血を止めます。
血管が老いることは血液がスムーズに流れなくなり
以上にような機能が衰えてくることになってしまいます。
その結果、血管が老いることから始まり、体全体が老いてくるのです。
そのために血管が老いるのを防ぐ生活が大切です。
次回このことについてお話いたします!