「代謝」とは?
食事でとりこんだ栄養素を体の中でエネルギーに変えて、不要なものを排泄する体内に
備わったシステムです。
この代謝がうまく働かなくなると、体にさまざまな不調が生じてきます。
この代謝アップのための日々の習慣を昨日に続いてあげてみましょう。
3.血糖値を安定させる
ホルモンの無駄使いや糖化を防ぐために
血糖値の急上昇をさせない、また高血糖状態が続かないようにします。
※糖化:体の中でタンパク質と余分な糖質が結びついてタンパク質が変性、劣化する現象
体内の正常な代謝ができなくなり、たるみやしわになったり、骨がもろくなる。
①空腹時に甘いジュースやお菓子、パンなどを食べない。
②GI値の低い食品を知る(GI値:血糖の上昇比率)
食事のときはGI値が高いものを後回しにすることを心がける。
・炭水化物
低い:春雨、そば、全粒粉パン、ライ麦パン、玄米
中 :うどん、パスタ
高 :白米、精製された小麦のパン
・野菜
低い:レタスなどの葉物
中 :さつまいも
高 :にんじん、かぼちゃ、じゃがいも
・菓子、果物、乳製品
低い:りんご、いちご、ナッツ類、牛乳、ヨーグルト、チーズ、バター
中 :プリン、ゼリー、アイスクリーム、パイナップル、バナナ
高 :フライドポテト、せんべい、クッキー、チョコレート
③食べる順序
野菜 → 魚・肉などのタンパク質 → 最後にごはん
④果物を上手に利用する
果物を先に食べてから食事をとることで、けえ登内の上昇が緩やかになります。
⑤果糖が多いものに気を付ける
お菓子、清涼飲料水、調味料などさまざまな加工食品に使用されている。
体の中ではこの血糖値の急上昇により、その処理をしようとインスリンが大量に分泌され
今度はそのインスリンを抑えようと体が反応します。
身体の中が大忙しになっているのです。
すこし食べ物、食べ方に気を付けることも、自分の体をいたわるために大切なことですね。
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