夫がリハビリ病院を退院してから一週間が経ちました。

最初の二日間は、私も夫の自主リハビリ(団地の周りを杖をついて歩くことや階段の上り下り)に付き添いましたが、今は独りで出かけていきます。家の中では杖なしで、ゆっくりゆっくりとですが慎重に日常生活を送っています。事務所にも独りで行き普通に仕事をこなしています。つまり、私の負担はさほど無い、ということです。勿論、細かな事で出来ないことも沢山ありますが。

 

夫が杖をついて団地の周りを歩いている姿を見ても、反応は二通りあるようです。

夫が脊髄梗塞で搬送されたことを知っている人は、「へぇ~、車椅子じゃないんだ~」と思うようですし、夫が元気に歩いている姿しか知らない人は「え、なんで杖ついてるの?」となるようです。

 

結局、その人への反応というのは、イメージなんでしょうね。

私は夫が歩けなくてグニャグニャの時を知ってるから、もうこれで十分、信哉神様、ありがとう!と感謝しているわけなのです。

 

ただ、日常生活を送っているということと「仕事をする」ということは全く違う話で、統括マネージャーとして現場を仕切ることはまだ出来ません。なわけで、私が代理としてしばらく出動します。代理なので私は何も仕切りませんが、例えば緊急時(地震とかね)には私のほうがまだ機敏?に動けるからです。

 

ステージで歌いたいという強い思いでリハビリに取り組んできた夫ですが、今の段階では、出来ること、出来ないこと、やりたいけど諦めなければならないことなどの選択を迫られてくるでしょう。

でもそれは夫の問題。メンバーと相談しつつ、今以上の良いステージを作り上げていってくれると思ってます。

 

というわけで、統括マネージャー代理の仕事がとても忙しい私。

眠れない性質なので朝早いのが困りますが、だったら車の中で寝ればいいじゃんと私なりの対処法もみつけました。

 

7階のお隣に住む68歳独り暮らしの女性が救急車で搬送され亡くなりました。末期のがんでした。7階の人たちとはそこそこ仲良くしています。独り暮らしの女性が多いのですが「何が起こっても不思議ではない時代や年齢だよね~。何かあったらお互いに協力しようね。せめて認知症になるのだけは避けたいよね~」などと話しました。

 

今日は久しぶりに何もない日です。

夫のリハビリも兼ねて、銀行に行ったり、所沢駅近く大評判の「エミテラス」にでも行ってこようかなと思ってます。

 

それでは、またね。