大人になるまでに色んな先生に出会いますが、私が小学校時代に出会った図工の先生が、この本の著者、「岡田 淳」先生です。
何故だか、私は小学校に入った時から図工の先生が大好きでした。
最初の図工の先生は50歳を超えてる感じの優しいおじさん先生でした。
休み時間に図工室に遊びに行くと、まだ図工時間は無い低学年の私にもキツネの形をしたペーパーナイフ作りをさせてくれて、ナイフ部分をサンドペーパーでやする為に、昼休みになると必ず図工室へ直行していました。優しくて面白い先生で大好きでした。
おじさん先生が別の学校へ行かれて、新しく赴任されてきたのが岡田先生でした。
まだお兄さんのような先生でした。
先生が来てから、図工室の様子は少し雰囲気が変わりました。
何だかとてもワクワクしたのを覚えています。
授業も翼を付けた自分のマリオネットを作ったり、くるみ割り人形の「金平糖の踊り」を聞いて自画像を描いたり、土鈴を作ったり、いつもいつも楽しかったのを覚えています。
ある日、母から一冊の本を渡されました。
「岡田先生が書きはったんやて。」
見ると、確かに先生の絵。 著者名も先生の名前。
読書が大好きな私は、早速、読みました。 先生が主人公なのでとても不思議な気持ちでとにかく面白かった。 それから、先生が本を出されるたびに買って読みました。
だんだん成長していくにつれて、読む本は変わっていき、自然に児童文学から離れていきました。
そして、月日が経って大人になり、結婚して子どもを産み、子どもが小学生になった今。
また、思いだすようなりました。
本屋さんで探してみたら、 私が知らない先生の作品がずらり。
ネット検索したら、先生のファンもたくさんいる事を知りビックリ。
いつか、娘に読んでもらいたいなぁと思っています。



