父は亡くなりました。
数日前からごはんを食べなくなった。
口にするのはかき氷だけ。
トイレに行こうとするけど足が立たない。
介助で尿器を使うことになった。
こんな風に介護が必要な期間に入るのか…と漠然と思った。
ここから短いかもしれないし、長くなるかもしれない。
でもなんとなく長くなることを覚悟した。
介護休暇も申請して、来週から父と一緒に自宅に帰ろう。
美容室も行っておこう。
でも、その日はすぐに来た。
朝から何も口にしない。声をかければ返事はする。
また一段階悪くなったと思った。
今日は家族で付き添いをしようと決め、付き添い部屋を借りた。
わたしは、ちょっとシャワーを浴びに数キロの自宅に戻った。。
シャワーから出たら妹から電話。
「さっきから皮膚が冷たくなってじっとりと汗をかいてる。血圧が測れない」
私は急いで病院に向かった。
病院に到着したとき、父は肩で息をし、声掛けにも反応しなくなっていた。
きっと聞こえてる。
家族でずっと声をかけた。
肩呼吸から下顎呼吸になった。
呼吸数がだんだんと減って、最後両眼球がゆっくりと上転し息が止まった。
2時間くらいの間だった。
長く看護師をしている私だけど、こんな風に一人の臨終に立ち会うのは初めてだった。
長く苦しまず、家族と一緒にいるときに父は旅立った。
1か月が過ぎたが、まだ信じられない。
まだ会えそうな気がしている。
明日は49日。