大腸がんとの闘い①「検査と発覚」 | 横山専務の闘う営業日誌+子育て日記

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まさかこの歳で「がん」に罹患するとは夢にも思いませんでした・・・「がん」という病名の告知をうけて恐怖・不安・絶望に襲われた感覚は一生忘れることはありません。

◎発覚の経緯:2021年12月22日郡山市内のクリニックにて

2021年の春に受けた健康診断で、肝臓の数値異常、便潜血検査陽性のため、再検査要との通知を受ける。2021年2月に発生した地震の修繕対応等のため、再検査を先延ばしにしていたところ、妻に説得をされ年末に再検査を受けることとした。

大腸内視鏡検査の結果、同日の検査後の診察で「大腸に腫瘍あり」との説明を受ける。

◎検査当日について

5年前にも便潜血検査で陽性⇒大腸内視鏡カメラ⇒異常なし・・・ということがあったため、「何か見つかったとしても痔か何かだろう」「大腸にカメラを入れられて恥ずかしい思いをしました」と笑い話にできるだろう・・・と軽く考えていました。

検査の際は、直接映像を見る度胸がなかったので鎮静剤を使ってもらって検査を受けました。

検査終了後、安静室で「精検しなかったみたい」・・・と看護師さんの話声が聞こえ、目が覚めてきたときに看護師さんから「誰か迎えに来ますか?」「迎えに来る方と一緒に話を聞いてください」・・・と言われた。

この瞬間、「ヤバい」・・・と思いました。

妻が迎えに来る予定でしたが、娘が一緒にいるため1人で話を聞くと伝え診察室に入りました。

先生が少し震えた声で「すぐに手術を受けてください」と内視鏡カメラの画像を見せてくれました。用紙には「S状結腸に腫瘍が見られる」との記載がありました。

検査を受ける前に受けた説明ではポリープが見つかった場合には、組織を取って病理検査に出しますという内容があったため・・・検査に回さず手術をすすめられたことで状況が決して良くはないと理解できました。

一瞬にして見ている景色が変わりました・・・喉がカラカラになって手足が冷たかった。

妻と夜遅くまで話あいました、妻から再検査の予定を12月まで遅らせたことに関してきつく怒られ・・・そして、頑張って病気と闘って欲しい・・・と伝えられました。

死が現実に迫ると・・・まるで覚めない夢の中にいるような不思議な感覚に襲われました。この晩は油汗をかきながら何度も目が覚めた。

娘の寝顔を見ると涙が止まらない・・・地獄だ・・・と感じました。

<横山専務のコメント>

「死」を自覚したときの恐怖は、なんとも形容しがたいものでした。

紹介状を発行してもらい大きな病院へ行くこととなったのですが、年末ということもあり紹介先の病院で診察を受けられるのが12月30日と1週間先となってしまいました。

紹介先で診察を受けることができた12月30日まで、また精密検査を受け、結果の説明を受けた1月20日までの期間は地獄の日々でした。

再検査を受ける際は万が一のことを考えて年末・年始を避けることをおすすめしたいと思います。