現地に行って必要な言葉はどのくらいなのか、ということについて書いておきます。

台北市内であれば、基本は中国語です。

台湾人は日本語が話せる人が多いと聞いていたのですが、実際はそうでもないので注意して下さい。

はっきり言って、その噂は都市伝説ではないか(笑)と思っているくらいです。出発前に最低限の言葉は覚えておかないとダメだと思いつつ、最後まで手を抜いてしまって後悔しました。

日本人宿泊客が多い私のホテルの従業員でも、まともに日本語の会話ができる人ばかりではありませんでした。明らかにほとんど話せないという人もいました(もちろん、高級なホテルであれば別でしょうけど)。

また、台湾人は日本人にとても親切というのもマユツバ情報だと思って下さい(そのくらいがちょうどいいという意味です)。黙っていて手を差し伸べてくれることはありません。

もちろん、何か尋ねれば教えようとしてくれるとは思います。日本人とだいたい同じくらいだと思えばいいと思います。

切符を買ったりタクシーに乗ったり、様々な場所で意思を伝えようとしても、愛想がない人が多かったというのが正直な印象です。日本人ならもう少し、観光客であるというこちらの立場を察して対応してくれるのではないかと思います。

ですので、最低限の言葉はぜひ、覚えてから行って下さい。「シェシェ」は基本中の基本です。

私は仕事で外国人と接する機会が時々ありますが、すべての外国人が必ず言うことができるのが「ありがとう」です。この言葉を言えればすべてが万事、収まると思っていいくらいです。ですから、現地に行っても照れずに使いましょう。

余談ですが、ホテルのエレベーターで一緒になった日本人女性客(団体)が降りる時、エレベーターの「開く」ボタンを押してあげたのですが、最後に降りる人から「シェシェ」と言われてしまいました。「どういたしまして」と言えばきっとその場は爆笑だったでしょうが、頭痛があって頭の回転がよろしくなかったので、気の利いたギャグが言えませんでした。


旅行前にiPhoneアプリを購入していましたが、これが役立ちました。
http://www.yubisashi.com/free/app/index.html

$一青窈台湾ライブ@LegacyTAIPEI 旅行記


中身はこんな感じです。単語に触れると発音が聞けます。

$一青窈台湾ライブ@LegacyTAIPEI 旅行記


このアプリには「お気に入り」の言葉を登録する機能があるのですが、これがかなり役立ったのです。私が登録していたのは、数字以外はおよそこんなところです。

$一青窈台湾ライブ@LegacyTAIPEI 旅行記


$一青窈台湾ライブ@LegacyTAIPEI 旅行記


この中でもぜひ、すぐに使えるように覚えておいた方がいい言葉をピックアップしてみます。

「~に行きたいです」
「いくらですか」
「男性一般に呼びかけ」(店員を呼ぶ時の「すみませ~ん」)
「女性一般に呼びかけ」
「日本人」
「トイレ」
「これを下さい」
「はい」「いいえ」
「分かりました」「分かりません」
「お願いします」

「ありがとう」以外では最低限、このくらいが言えれば何とかなるように思います。使う場面をイメージしながら暗記して、すぐに使えるくらいにしておいた方がいいですね。

なお、台湾ではコンビニやスーパーで買い物をしても、黙っていると袋をくれません。必要かどうか尋ねられることもあるようですが、コンビニでは聞いてもくれませんでした。

袋がほしいというのはゼスチャーでも伝えられるでしょうが、そもそも袋が有料であることを知らないとどうにもなりません。

後で思ったのですが、エレベーターの中で一緒になった女の子にせよ、コンビニの店員にせよ、私が現地人に見えたのかもしれません(笑)
海外旅行初心者の視点から、飛行機の乗り方について書いてみたいと思います。初心者でないと書けないこともあるでしょう。

今回の台湾旅行は実質的に初めてみたいな状態でしたので、不安な点がたくさんありました。本当は初めてではないのですけど、以前は添乗員さんが手取り足取り状態でしたので、まともに覚えていないのです(笑)

そのため、ネットで事前にかなり調べたにもかかわらず、台湾に着くまでの間でひっかかった箇所がありました。

そこで私なりに、飛行機の乗り方というごく初歩的なことを解説してみたいと思います。

なお、以下の解説は私の台湾旅行に限った話ですので、あくまでその点をご承知の上で利用して頂きたいと思います。税関については、私は必要なかったので記載していません。


まず、飛行機に搭乗するまでは、(1)チェックイン&荷物を預ける(2)保安検査(3)出国審査という3つの関所を通過する必要があります。


(1)チェックイン&荷物を預ける

チェックインとは「その飛行機に確実に乗りますよ」という意思表示のようなものです。

$一青窈台湾ライブ@LegacyTAIPEI 旅行記


HISから来た案内には「チェックインは飛行機の出発時刻の2時間前を目処に済ませて下さい」とありました。

チェックインの方法は空港で行うのが基本かもしれませんが、「オンラインチェックイン」というものもあります。これは、48時間前からネットでチェックインができるというものです。

$一青窈台湾ライブ@LegacyTAIPEI 旅行記


この時に座席の指定が出来ますので、席を選びたい人はオンラインチェックインを利用した方がいいと思います。いい席はオンラインでどんどん埋まっていくと思います。

チェックインを済ませるとメールが届きますので、そこに記載されたURLに表示される2次元バーコードが搭乗券となります(私が利用したキャセイパシフィック航空の場合)。

$一青窈台湾ライブ@LegacyTAIPEI 旅行記


オンラインチェックインを利用した場合、空港のチェックインカウンターでは手荷物を預けるだけになります。

それほど大きくない荷物であれば、飛行機の中に持ち込むことができます。不安であれば、チェックインカウンターで尋ねればいいと思います。同時に、二次元バーコードで大丈夫かということも聞いてみるといいでしょう(大丈夫なのですけど、心配であれば、という意味です)。


(2)保安検査

飛行機の搭乗は、出発時刻の40分くらい前から行われます。

何事もなければ保安検査と出国審査はすぐに終わりますので、保安検査から先はそんなにあわてる必要もないかと思いますが、初めてであれば不安でしょうからさっさと済ませ、中で時間を潰せばいいと思います。

保安検査場の入り口には係の女性が立っています。まず、この女性にパスポートと搭乗券を見せる必要があります。

$一青窈台湾ライブ@LegacyTAIPEI 旅行記


ただ、キャセイパシフィックの2次元バーコードを見せた時はとまどっていました。オンラインチェックインの手続きをすると分かりますが、結構利用している人は多いです。ですから、見慣れていないということはないと思うのですけど・・・

中に入ると金属類のチェックがあります。

機内に持ち込むカバンや身に着けている金属類は外してカゴに入れて機械を通し、自分自身もゲートをくぐる必要があります。成田空港ではここに係の人がいますので、分からなければ質問すればいいので問題ありません(桃園国際空港の時はいませんでした)。

慣れた人が多いので、もたつくとみっともないと思いますが、初めてであれば仕方ありません。

カゴにはカバン、財布や鍵を入れて機械を通過させるのだということを覚えておけば、あとは他の人の様子を見てマネすれば大丈夫です。

なお、ベルトは外しますかと質問したら「お願いします」と言われました。しかし、台湾から帰ってくる時は外さなくても大丈夫でした。金属の量が一定の基準を超えるとセンサーが反応するようです。係員の立場としては、センサーが反応したら面倒でしょうからそのような回答になるのでしょう。


(3)出国審査

保安検査が終わると、次は出国審査です。ここではパスポートと搭乗券を係の人に見せます。

こちらをギョロッと見て、パスポートの写真と実物が一致しているかどうか確認されます。帰国の時は機械を使用していたような感じでした(日本人ではなかったと思います)。基本的に無愛想ですからそのつもりでいた方がいいです。

ここまで終われば、あとは飛行機に乗るだけです。出発時刻の40分前くらいから搭乗が開始されますので、その時間までに指定されたゲートに行けば大丈夫です。


(4)搭乗

搭乗は順番があります。体の不自由な人、ビジネスクラスの人が優先で、エコノミーは後です。

また、座席の順番を指定し(◯◯番から◯◯番までのお客様、という感じ)、順に搭乗させますので、自分の番が来るまでは待っている必要があります。

搭乗の際は、オンラインチェックインであれば2次元バーコードを準備しておいて下さい。ここを通過すればあとは自分の座席を探し、大きな荷物は座席の上にしまって着席するだけです。

なお、iPhoneなどの電子機器は扉がしまってからは電源を切る必要がありますが、電源を切る前に「機内モード」にしておくことが必要なようです。

離陸してからしばらくすると、電子機器を利用してもいいという案内がありますが、電源を切る前に機内モードにしておかないと、電源を入れたタイミングで電波を発する可能性があるようです。


(5)飛行機の中で

食事は2種類(多分)の中から希望のものを選ぶことができますが、食事を運んでくる客室乗務員が日本人とは限りません。英語で尋ねられることも普通だと思いますので、そのつもりでいた方がいいです。何とかなります(笑)


(6)到着してから

私がひっかかったのが入国審査でした。

カウンターは2種類あり、その国の国民用と外国人用に分かれています。桃園国際空港の場合は飛行機から歩いてきたところから近い方でした。「非~」という赤い文字が書かれているカウンターです。多分、現地に行けば分かると思います。

ここで私はつまづいたのです。パスポートと一緒に出入国カードを出さないといけないのですが、そんなものは全くのノータッチでした。こういう書類です。

$一青窈台湾ライブ@LegacyTAIPEI 旅行記


飛行機の中でもらえる(?)らしいのですが、そんなものは行きも帰りも一切出てきませんでした。

また、中国語も英語もできないとかなり焦ると思います。後ろがつかえているのです。ですから、出発の時に成田空港で確認しておいた方がいいです。帰ってきた時は日本ですから、分からなくても何の問題もないですね。

結局、カウンターで出入国カードを渡され、冷や汗を書きながら項目を埋めていきました。

あとは、手荷物を預けた場合は受け取って終了です(私は預けていません)。


以上、超初心者向けに初心者が書いた解説ですのでモレもあるかもしれません(飛行機に持ち込めないものなど)。そのあたりはご承知おきください。
$一青窈台湾ライブ@LegacyTAIPEI 旅行記


$一青窈台湾ライブ@LegacyTAIPEI 旅行記


書いている途中で力尽きて寝てしまいました(笑)

画像が相変わらず横向きなのは、直し方が分からないのです。パソコンなら簡単なので、帰国したら直します。

まず、セットリストから。

1.?(台湾の歌?)

2.月天心

3.翡翠

4.とめる

MC

5.喝采

6.赤い風船

7.?(台湾の歌?)

MC

8.時代

9.大家

10.Lesson

11.パラソル哀歌

12.悲しみジプシー

13.愛と誠のファンタジア

14.道案内

アンコール

15.?

16.もらい泣き

17.ハナミズキ

15曲目は知っている曲のはずなのですけど、蘇州夜曲だと思い込んでしまったため、ちょっと分かりません。

バンドメンバーがなんとビックリ。紗衣ちゃん、朝ちゃん、テツロウの御三方でした!特に、一番ありえないと思っていた紗衣ちゃんの登場には驚きました。

MCはほとんど中国語でした。事前に用意した原稿を読む形です。日本人のことも意識してくれていまして、日本語による話もありましたが、ちょっとどっちつかずの中途半端な感じでした。しかし、台湾の人にはウケていたようで、日本と同じくどっと笑いが起こることが多かったです。客層は、20代くらいの人がほとんどでした。レガシー台北の客層でしょう。

公演時間が思ったより短く1時間半くらいだったのですが、それには訳がありました。なんと、サイン会があったのです。

とりあえずこんなところで、あとは帰国してから書きたいと思います。