現在 国内で販売されている
化学合成洗剤は殆どが生分解性です
毒性の強い界面活性剤が環境を
汚染しないように考えられているのだと思います
生分解性とは
物質が土や川などの自然界に排出されたときに
微生物などにより無機物に完全に分解されることです
界面活性剤の生分解についての検査は2通りあります
*一次分解
*究極分解
界面活性作用が失われた状態を一次分解と言います
更にその化学物質が水や炭酸ガス(二酸化炭素)などにまで
完全に分解されるのが究極分解です
少しでも環境に良いものをとお考えの方も多いと思いますが
洗剤メーカーは自社製品を
この一次分解だけで生分解性と
謳っているところが多いようです
化学合成洗剤は一次分解は可能でも
特に究極分解性が悪く毒性が疑われているのは
☟
直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
☝
(コスト的にも安価なのでほとんどの洗剤に使用されている)
直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムは
平成24年度から 優先評価化学物質 として届け出が必要になりました
地球環境や人体に影響する化学合成物質を知ることで
安全な製品を選ぶ基準になれば幸いです
食品にも化学合成物質が添加されているのをお忘れなく


