知人がそろそろ一戸建てへの住み替えを検討しているので
その手伝いをしています。
場所は、田園都市線某駅
田園都市線自体は、学生時代に住んでいたことがあるので
地形等々は認識済。
基本的には、駅は谷に作られ、緩やかな斜面に住宅地が造られている。
「緩やかな」ならいいが、時には急な傾斜地に背の高い擁壁が造られることも多々有り。
昭和30-40年代の比較的余裕のある敷地は、分割されることも多いが
最低敷地面積が設定されている地区も多く、分割されても180m2の所も多い。

幾つか候補の敷地を調査し始めてみる
やはり半分くらいは擁壁付きの物件。
もちろん宅地造成等規制法の適用エリア
擁壁の上に普通ブロックを載せて、盛土をしている物件や
擁壁自体が検査済証を取っていないものもある
また道路への排水系統に問題がありそうな敷地もある
等々、実際にその敷地に建てる場合、土地購入前に
そのリスクを把握しておく必要があるケースが多いように思える。
設計者がそのリスクをアドバイス出来ればいいのだが
一般的には土地購入後、設計が始まるケースがその殆んど。
そのリスクが分かれば、購入時の交渉もしやすいケースもあるでしょう。
このようなことは常々感じています。
今回私が関わっている「ラクテンポ」で、不動産仲介業を準備中であり
設計者が土地購入時から積極的に関わる方法、
土地を探している施主を持つ設計者に向けたサービスを検討中です。
不動産仲介:ラクテンポ+設計:横山武志建築設計事務所という
ワンストップとしてシームレスなサービスを提供するのが目的ですが、
他の設計者にもこのサービスを提供することにより
土地購入時にも適切なアドバイスが設計者から出来ることを希望しています。
お問い合わせは→こちらへ(メールフォーム)