NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 宮崎駿~「ポニョ密着300日」を見る。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080805/index.html
現在放映中の「崖の上のポニョ」の製作過程を追ったドキュメンタリーであり、
非常に興味深かった。
その中で、冒頭の「映画の奴隷」というフレーズが印象に残る
そこには、創作の苦しみが滲み出てている。
自分のビジョンを映画に投影することが仕事であり
その映画すべては、自分そのものであろう
ストーリーの構成から17万枚という膨大なセル画までを一貫して、
その想いを込める。
そこでの判断は自分次第であるが、
そこには同時に、それを客観的に見る自分がいる。
判断するのは、自分ではないのかもしれない。
もっと大きなモノ、自分が作り出した何かが、判断するのかもしれない。
それゆえ「映画の奴隷」なのだろう。