今回のテーマは「地宙船」とのことで
地下に楕円球埋まっている構成とのこと

地下1階のコンコースには楕円球の上部が顔を出している

横に大きな柱があるということは
この楕円球は構造体ではなく、内装らしいですね

楕円球の一部がはぎ取られ、改札口が設けられています。
天井と楕円球側面の連続は、その現れ。

楕円球の内部に入って、エスカレーターで地下へ

2本のエスカレーターでホームへと降りますが
2本目の天井部分には、楕円球の側面が見えます。
ということは、このエスカレーターは楕円球の外側。
楕円球自体が、ホームとコンコースを繋ぐ導線空間になってると思いきや
その意図はないようです。

地下ホームにも楕円球の下部が見えます。
細部のデザインには、建築家が関わっただけに
様々なデザイン上の配慮がされています。
副都心線でも他の駅とは違う雰囲気ですね。
吹き抜けを介して、重力換気を行うなど
様々な試みがされていますが、
この楕円球と吹き抜け、上下を繋ぐエスカレーターとが
空間体験として、あまり旨く絡んでいない印象です。
まあでも、建築家を起用した大江戸線の駅に比べれば
建築家が関われた領域もかなり大きそうで、
今後の指針となるような駅になるでしょう