昨日は終日、構造事務所との打ち合わせでした。
朝10時半より、途中昼食を挟んで、午後5時半までぶっ通し。
さすがにこれだけの長時間は疲れますが、
今回の打ち合わせを通して、大方柱梁等の構造の寸法が確定してきました。
とはいえ、前回打ち合わせから一部平面を変更したり
今回の検討において、通路幅の確保のため柱の太さを大きくできない箇所や
サッシのディテールの関係上、梁の寸法を揃えるところ等、
今回の打ち合わせの内容は多岐にわたります。
普段の設計においては、今までの経験をもとに進めていますが
構造との打ち合わせで、想定とは違う箇所が結構ありました。
というのも最近の告示や法改正に伴い、変更になったことが幾つかあるようです。
構造壁に対する開口の開け方も、従来の面積だけでなく、開口高さもその壁自体を
耐震壁としてどの程度認めるか判断するときに大きな要素となったようです。
もしその壁を耐震壁と見なさない場合、
同じ階の耐震壁とのバランス、上下階自体の剛性の違い等、
影響は、様々なところに波及していきます。
その辺の、「平面計画」と「構造計画」とのバランスをどうとるのかも
今後の検討課題です。
まだまだ課題は多く残っています。