「パサージュ青山」は東急リロケーションが開発した複合施設「AOYAMA M’s TOWER」内の商業施設の名称であり、敷地内の高層タワーにはレジデンスホテルの東急ステイが入居している。

青山通りの入口に到着すると、煉瓦の壁が現れる。
プレスリリースによると、「南欧風」というコンセプトのようで
この煉瓦らしい。
このようなデザインの系統は、どうなんでしょうか?
商業施設として、ありがちなパターンか?
「パサージュ」とはフランス語では、「通過」や「小径」であるが、
19世紀以降に、パリに登場した硝子屋根付のアーケードを言うのが一般的であるが
「パサージュ」と「南欧」という2つのキーワードのミスマッチにちょっと引き気味....
まあ、あまり厳密に考えても仕方がありません。
施設的に、青山通りから外苑西通りに小径を絡めて
商業施設を配置したということですね。

△内部より青山通り方向を見る
小径。と言えども、緊急時の導線として
法規的に何らか制約があるのでしょう。

一応、広場的な空間でしょうか?
上部にブリッジがありますが、
その中央に構造的に分割するために、エキスパンションあり
こんな目立つところにあるなんて。
通常、端ですが、きれいに納めるのは苦労するところです
まあ、あまり気にしていないということですかね?

△外苑西通り側入口
狭い。主としてこちらからのアクセスは期待していないのか?
入口が非常に分かりにくい。
小径のすぐ脇にホテル入口。
その隣にイタリアンバールの店舗があるのだが、
小径との連携を考えれば、ホテル入口と店舗の位置は、
逆に思えますが・・・
まあ何らか理由があるのかもしれませんね
商業施設としては、どうでしょうか?
この立地で、1年後、どうなっているのでしょうかね?