原広司氏設計による「ヤマトインターナショナル」

学生の時に新建築等の建築専門誌に掲載されてたので良く覚えていました。
竣工は、1986年。もう20年経つのですね。
場所は、環7の湾岸沿い。
巨大建築も巨大倉庫が建ち並ぶランドスケープの中では
違和感も特に感じません。
環7を通り抜けるスピード感に対応して
建物全体がゲートのような存在感を感じます。
一方壁面の凹凸は森のように、
周囲の倉庫群ののっぺりとした光景の中に
際だっています。
原広司氏といえば、
この作品以降、京都駅ビル、宮城県立図書館、
梅田スカイビル等の長大建築が続きますが
その始まりは、この建築にあるのかもしれません。