麻布十番の温泉が今月末をもって、廃業するようです。
「麻布十番温泉 60年の歴史に幕」FujiSankei Business i
麻布十番の鳥居坂、坂下にある「麻布十番温泉」
今となっては、六本木ヒルズ近辺といった方が良いでしょうか。
学生の頃、フィールドワークで港区内の中学校をリサーチしていたので
夏の暑い盛りに、近くに幾たびに何度か通った記憶があります。
東京の温泉の特徴は、茶褐色。
ここのお湯も、そうでした。
東京で温泉にはいること自体が初めてだったので、
「茶褐色の温泉」というのは、正直びっくりしました。
廃業の理由は、施設の老朽化と後継者の問題。
どこかの企業が引き継いだとしても
あの場所柄、現在のスタイルを維持するのは難しいですね。
また一つ東京の歴史が消えることは、悲しいですね。
街が新しくなることは、良いのかもしれませんが
何のバックグラウンドのない、薄っぺらな街には
なって欲しくないですし、創る側の立場として、したくないです。