鉄鉱石、08年度65%値上げ・ブラジル大手と鉄鋼各社が合意http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080218AT1D1800J18022008.html
さらにリオ・ティント、鉄鉱石値上げ要求http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080219AT2M1900319022008.html
自動車業界への波及をニュースでは、伝えていたが建築業界にも同様に、構造部材の鋼材や金属製の外装材等々値上げは必至であろう。
ただでさえ、確認申請に絡む法規改正により
仕様の決定を申請前に行う必要性があるため、
事前に工事費の調整を行うようになったのだが、
右肩上がりの建材の価格上昇は耳の痛い話。
要するに「先が見えない」ということ
見積は、数ヶ月の有効期間があるが、
見積調整終了から、発注までの期間があれば
このような状況では、コストの算定がしきれない。
施工会社が、それに見合うだけの見積をして
適正な利益を生む体制が健全であるが、
これでは、業界が益々疲弊してゆくかもしれない
特に鉄骨造の建物は、今後どうなるのであろうか?
施工も我々設計も、舵取りが難しい。