まあ思うところは一つなんですよね。おにぎり共食い話平和すぎるだろ…はい、それだけです。それだけを伝えんがため(ry

というわけで本題。本日は僕と同い年のこの学年から、白木杏奈でございます。

戦士オーディションで「MTKをやりたい」と発言し、後にスタッフから「お前は歌で入ってきたんだから」と冗談を言われて納得したという有名なエピソードに色々なことが集約されていると思います。歌に対する思い入れと、これと決めたときのためらわなさと…ま、アウトラインから掘っていきますか

現役である杏奈(木島)がまあ天然ぶりを遺憾なく発揮している昨今でございますがこのお方の発言も相当だったぞ…天クエスチョンズ、以心天心の乱では無類の……弱さを発揮wwwwまさに天クエスチョンズにおいては女王でありますですよ。本当は別のコーナーでも突拍子もない発言結構してるんだけど常識力みたいなのが表立ったコーナーになると顕著になるんだよね…それもまたセンスである。違うアプローチをすれば違う世界が視えるのだから

演技面はやっぱり笑芸部と04年年間ドラマの杏奈先生か。ちなみに03年冬イベも一応役名としては杏奈先生だよねww生来のお笑い好きもあってこのお方も喜劇気質を持ってるよね。というかやっぱり一個ずれてるのが役としてもピッタリ合うんだよwww

笑芸部の生徒会長だとまあ敵役だし優等生っぽい位置づけだけど部分のアホっぽさで笑わせてくれるのね。夏イベのシステム☆エラーの☆みたいなはっちゃけぶりも含めてよwww年間ドラマの杏奈先生も歴史学で頭いい設定だけどやっぱり多分にボケ要素が含まれている。憎めない失敗をしてくれるって言えばいいんかな…本人の悪気なさみたいなのがそのまま反映されてましたね

さてそれではMTKの話。一年目からSPACE FAIRYで年間二曲というところから二年目は前述のシステム☆エラーの「泣けちゃうの」に「旅星」、そしてなんと言っても「星と月の仲間」のソロとフル稼働。冬イベの時の曲の入りは良かったなあ。そして中二の三年目はジョアンと共にMTKの二本柱として二曲を担当と。

この04年というのは一人中二女子であって仕切りをやったりもしたけどそういうまとめ的な実務は中一勢にが基本的には担当した。進行も出来るけど杏奈のパーソナリティでこそという部分とはまた違ってたし明確にリーダーって柄でもないしね。しかし杏奈でしかならなかった大仕事が一つあった。それがChip Trick(R.G.のテーマ)だと思うんです

プラズマ回遊と共に年間ドラマの世界観をより深い色に色づけしたこの曲はもちろんMTKという扱いではない。ある種この時の杏奈は半分は戦士としてではなく一歌手のようなものを要求されていたとさえ思う。最終年でMTKの歌い手という枠組みを一つ越えたところに登るというある種の挑戦のようなものをそこに感じられる

杏奈の歌は技術として凄いという以上にそのパワフルさと「夢見る少女性」だと思うんです。多分単純に高音で一番力強さを持ってるという点においては歴代屈指というのはいわずもがなですけど、空想とか少女としての憧れを強烈に持ち続けていて、それが現実文脈以上に聞き手に訴えかけてくる

今の奇抜とも思える格好に関しても昔から持ち続けた「かわいい」の概念の延長上にあるもので、そういった自分の描いた理想や世界の大きさと自分の存在感がMTKに、そしてその現実との均衡による不安定さが一つのロックのような魅力として今の歌手としての杏奈を形作ってるように強く感じられるんですよね。

自分の世界を曲げないための葛藤の歴史が杏奈の声でありその考え方であるという。特に03、04年は違う世界へ連れて行ってくれるようなMTKが多かったからより自分の世界をそのまま見せつけてくれる杏奈の存在感が際立ったように思います。これからも世界と現実の葛藤が続いていく。その限りは杏奈の曲の、声の魅力は色あせることはないのかもしれません