これだけ長くやってきてもアメブロ内のみなさんの出入りっていうのはやっぱり毎回なんとなくノスタルジーを感じてしまいますね…つまりは慣れていないんだ。慣れてどうすんだって話でもあるし。

さて本題。今日は節目の第六十回。藤井千帆でございます。

三年です。てれび戦士でいた三年間でこれほど見るたびに「成長したなあ」と感じさせてくれる存在になるとはね。一番最初の穏やかなイメージからは正直想像つかなかったりしてたんだけどwww

でも一年目から部活動で盟友あかりとの絆がかなり深まって、その困難では精神的な強さを見せた。しかも年度の最後には変顔で爆笑部門ノミネートされたわけだからなあ。かなり幅広くチャレンジしてたなあと思う。考えればこの時から樹音とともに集団の「最後の理性」的な部分があったね。

MTKは全員曲を除くと「チャチャマンボでおどろうよ」「ラズベリー・パンチ」「きっと、大丈夫」で年一曲ペース。順番に聞いていくとどんどん声が低いところで落ち着いていく感じ。成熟っていう言葉がすごいしっくり来るんだよね。千帆の歌う男性曲って結構楽しみだったなあ。いい意味で努力の跡が見えるなあと。

そして演技面。考えたら年間ドラマ除いても年一回天ドラとか芝居があったっていうのもすごいね。「おねがい!こけボックル」では後に09年を背負う三人、「予報チャンネル」ではあかりと共に作り上げたわけだけど、やっぱりここでも良心的な存在として役をこなしてる。

さてそうなると09年だ。この年はみんな一筋縄ではいかない役を片っ端からこなしているんよ。「ゴルフBOY」では正統的なヒロインとも言えるけど、「ヌードルファイブ」ではスミッコ達と見事な掛け合いをやってるし、「のうない会議」ではまさかの姉御肌。夏イベでは男勝りの反乱軍で「謎の惑星ナッシング」ではまさに男役…いわゆるフル回転ですな。

千帆の同世代というのもまた個性の塊のような人たち。圧倒的な経験を持ってる者。自分の現代性をひっさげて後ろを振り向かない者。行動をし続けることで自分の弱気と戦ったもの…そういう人たちの中で千帆は自分のことをいつもすごく冷静に見ていたなと。稜駿が自分の出来ることに目を向けるタイプなら千帆はいつも自分に足りない部分を見つめつづけるタイプ。

その中で多分自分は一点突破できるようなタイプじゃないって考えてたと思うんです。だから広く広くその目を向けていった。そして自分に足りないものを補うために一番大切なのはまず飛び込むこと。勝算ではなくチャレンジすることそのものが大きな価値を持つということを知っていたからこそ、これだけ大きく成長出来たのではないかなと思うんです。

中二になった時に全員の一番後ろを任されるような存在になったときに、今までの広い経験と広い視野が活きていた。仕切りもそうだし、その自らの努力で手にした臨機応変さはみんなの信頼を勝ち取るには十二分な働きをしていたなあと思いますね。

卒業後ピチレモンのモデルの座を推薦ではなくオーディションから勝ち取り、そして今年度受ける人たちに「応募するだけ結果がどうであれすごいんだから!」と声をかけるその姿は非常に「らしいなあ」と思いながら見ていました。それでこそ千帆だなと。

戦士としては一番組ファンの視点だったり、その吸収したい「良さ」を見極めるだけのフラットな視点も持っている。これから千帆はどんな舞台へと飛び込んでいくのでしょうね?

というわけで次回は…幸生いくか。堀江幸生を予定しております。