諸々ありますがとりあえず残すは日本シリーズばかりなり。プロ野球がアツいということで今回はそれにちなんだ曲を用意してますよ。日曜日は誰が得する?It's me!俺流サウンドパティスリーです。(そういやこのコーナータイトルに「俺流」って入ってるけど別段中日ファンというわけでもない。僕は全球団のファンだし野球そのもののファンですよ!)

今回はフジファブリックで「Sugar!!」。PVは埋め込み出来なかったのでリンクで勘弁を…



http://www.youtube.com/watch?v=1G3LoZZCHLE&feature=related

今年のCS番組、J-SPORTSのプロ野球、そしてWBCと言えばこの曲を思い出す方もいるのではないでしょうかね。

かっこつけてなくて、まっすぐで、どこか力が抜けてて、それでいて聞いてて本当にアツくなる曲。聞く人が口を揃えて「聞けば聞くほど味が出る曲」と称するほどの不思議な力があるんですよね

シンセの入りから独特な空間に引きこまれる。まるでテクノを聞いてるような世界観への引っぱられ方が気持ちいいんだよなあ…サビに向けて少しづつ胸の奥が沸々と湧き上がっていく感じがする。


いつだって こんがらがってる 今だって こんがらがってる 僕の頭の中
それは恐らく 君と初めて会った時から

本当はこの僕にだって 胸張って伝えたいことがねここにあるんだ
空をまたいで 君に届けに行くから待ってて

全力で走れ 全力で走れ 36度5分の体温
上空で光る 上空で光る 星めがけ

周りくどさがないと言うか歌詞が本当にストレートですよね。ここにあの独特の雰囲気、力の抜け方があるからアクが強くならない。素直に曲の世界に入り込める。

PVはよりその不思議な感覚に対してヒントを与えるような内容になってる。なんだろう、ここまで解釈の余地を聞く側に与えることが出来るアーティストが今いるんだって。だからこそ色々考えるのが野暮な気もするんだよなあ…

フジファブリックのボーカルの志村さんは去年のクリスマスイブに亡くなられた。この曲の歌詞の節々が彼のパーソナリティそのものを色濃く映し出していたからこそこれだけの人が強く惹かれたのだと知る。人生を描ける曲ってすげえなあと素直に思うのです。