こういう戦士紹介ということをやっているとやはり自分の同級生の時には一層の気合が入るとともに若干気持ちがピリピリする。客観性を大事にしているとはいえ思い入れというのはやはりあるもので…というわけで今回は俵小百合でございます。

てれび戦士になる前から天てれのカメラに映った経験があるというある意味貴重な体験をしてる人ですね。まあそれは00年の新人戦士紹介でゆっこのVTRに一緒に映ってたからなんですけどwww(念のため補足をしておきますと姉は00~02年てれび戦士。ゆっここと俵有希子です。)

今データ見てたらMTKの経歴面白いですね。俵姉妹はそれぞれ一年ずれで三年間いたわけですけど双方ともすべての年で一度はコーラスを担当している。特に小百合で特徴的な部分はやはり01年で「VACATION」をやりながらドラム担当としてTTK ROCKSのメンバーにいたことですかね。それだけ一年で成長したとも言えるかな。結構この二曲をやるってすごいことだと思うんだけど…

あとは前述の通りコーラスが上手い。特にゆっことのT for Twoとしてのハーモニーはやはり姉妹だから出来る芸当ですよね。「ぼくらのロック・シティ」や「BAKAはここにいる」に見えるように小百合個人としての声のパワーも相当なものですけどね。

演技は03年の夏イベと冬イベでのギャップをよくこなしたなと。夏イベは主役級で一本筋の通った性格。冬イベは脇役的で最初はちひろをヨイショする役。かなり違った役作りが必要となるところを鮮やかにこなすんですよね。特にクールな役とかは背が高いから様になるんだなこれが

個人的にはちひろとの掛け合いが好きでしたね。十周年大喜利でちひろが自分につけられたあだ名を発表するのを渋ってる横で「パワーファイターちひろ!」って思いっきり言ってああいういい雰囲気に収められるのは二人の関係性がいいからだと思う。

あともし04年。四年目に突入してたらと想定すると多分ちひろと里穂はあそこまで成長しなかったんじゃないですかね。有ちゃんは自分のペースで成長をしていけるタイプだけど、やっぱりこの二人は上の学年に歌姫という格を持った杏奈しかいなかったことが大きかったと思うんですよね。自分たちが積極的にみんなをまとめるという意識をね。

ちょっと嫌な言い方すると、だって小百合が残ってたら出来るに決まってますもん。ゆっこが不安定さはあるけど独特の華があるタイプであるのと対称的に、小百合はなんでも挑戦してなんでもこなしてきていたから。もちろん努力あってのことではあるんでしょうけど。

さらにわがままを言えば舞とこの人が作っていく天てれの未来というのが02年の天てれを見ていた僕らの世代が見た夢だった。非常に勝手な話ですけどね。そういうのもあった中で04年で杏奈が自分のスタイルを貫いたことは立派だと思います。

今は芸能界を引退したけどゆっこのブログで小百合について触れられるときは感慨深いですね。プリクラの時もそうだし、「お姉ちゃん、2年ぶりくらいに今日可愛いじゃん☆」の一言には笑ったな~。さすがだと思った。この才能をこれからどういう形で生かしていくんでしょうかね?

というわけで次回は太郎ちゃんことエバンス太郎です