「政治なんてもので世の中が本当に良くなるんだったらこんなに苦労しないだろ…」というひねくれた思想を持ってる僕が今日もがんばりますよ~と。総理変わった日にこんなこと言うメリットは別に無いんですけどねwww

さて気を取り直してMTK紹介です。02年度から七世のソロ「STEADY BOYS」です。



MTKの今までの流れに一石を投じた曲ですね。それまでは女子のユニットが一人の男を争うというのがラブソングでよくある流れだったんですけどこれは一人が複数の人を好きになる曲なわけですから。昔のMTKを知らない読者のみんな!コーラス担当の男装した俵姉妹(T forTWO)は出てくるけど「愛のトライアングル」とはちょっとコンセプトが違うから気をつけてね!www

そいで歌詞はこれ教育テレビで嫌み無く歌うのってかなり難しいと思うんですよ。そのあたりを左右するのは完全にキャラクターですよね。七世が歌うからこそ自然な形で聞こえるっていうわけで。この時の七世は声自体はまだ不安定なんですけどね。

あとラフィンスターの役も生きてるかなあと。アイドル的な歌い方がかなりこの時には身についてますよね。ある意味で「恋人は宇宙人」よりも振りきってアイドルの要素を出してる気がする。それとTforTWOのコーラスがやっぱ綺麗。いい意味で七世と対照的な声のよさで曲を引き立ててる。男装に関してはノーコメント!www

そして七世自身が好きな歌手の一人である原田知世さんが原曲を歌ってるんですがこれもまた声が甘くてすごいんだ…



声は七世より大人なのにこんなに甘く聞かせることができるのかと思って最初聞いた時驚いたっけ。原曲を聞いて初めて「これって大人の曲なんだ」って気づいて。色々な恋の経験したことによる結論がこういうことだっていう表現に感じたんですよね。

だから中学生が歌うのはその視点から考えても難しいということ。説得力が出ないから。中学生が歌うなら「常識にとらわれない自由さ」を表現の核にしなければいけないなかで、やっぱり七世は天性のものを持ってるなぁなんて感じます。

長くなりましたが次回は01年から、熊ちゃんのソロで「きれいな水」です。