昨日の蘭七のブログ見てたら松任谷由実さんの「Hello,my friend」というまぁそれはそれは名曲を紹介してたので、今日は明石家さんまさんについて話そうと思ったけどやっぱやめます。それにしてもいいセンスしてるな~蘭七。いいよね「Hello,my friend」…
というわけで今回は急遽、僕の好きな松任谷由実さんの曲の中から一曲紹介したいと思います。荒井由実時代の76年の曲で「翳りゆく部屋」です。
椎名林檎、エレカシがカバーしたことで知っている人も結構多いのではないでしょうか?
パイプオルガンから始まるこの曲はもう全編非常に壮大なスケールで進行していきます。初めて聞いた人には最後まで聞くのが疲れる位じゃないですかね。まるで映画を見ていたような感じにさせられるというか…
歌詞のほとんどが夕方から夜にかけての情景描写で、心情、心の動きを描いている部分というのは非常に少ないんですけど、全部の情景描写がまるでその心の描写の布石に思えるんですよね。
冷たい壁に 耳を当てて
靴音を 追いかけた
なんていう歌詞は今だったらストーカだとかよく言われる部分ですけどねwwwwでも詩の前後から判断すると、ストーカーってのは結局自分に心が向いてるから起こる行動なんだと思うんですけど、この歌の登場人物はそれとは違うなっていうのがわかる。もっと人間的で複雑に気持ちが動いている。
でもそれに関して言葉を尽くさずに、サビにこの詞がくると…
どんな運命が 愛を遠ざけたの
輝きは戻らない 私が今死んでも
心理描写はここだけですけど、それまでが多くの布石となってるからメロディとあわせて人間の心の複雑さと怖さを苦しくなるほどに表現してるんですよね。
そしてこの曲は前述の通り色々な人にカバーされてるんですけど、一番僕が好きなのはスタレビのアカペラ・バージョン。埋め込みが不可だったのでとりあえずリンクを…
http://www.youtube.com/watch?v=Mf_pT-OTVg8
原曲では女性特有の心の怖さみたいなものを表してるんですけどこのスタレビ版は男目線の女性像ですよね。すごくけなげで線の細い少女という感じかな。だからそういう意味では女性でこっちのバージョンに対して「男が女性に理想押し付けてるみたいで嫌い」なんて感じる人がいるかもしれないですね。
さて、来週はどうしようかな…これからは僕のipodから一曲紹介する形態でやっていこうかな。そんなサウンド・パティスリー的なのもいいかも知んないですね。
というわけで今回は急遽、僕の好きな松任谷由実さんの曲の中から一曲紹介したいと思います。荒井由実時代の76年の曲で「翳りゆく部屋」です。
椎名林檎、エレカシがカバーしたことで知っている人も結構多いのではないでしょうか?
パイプオルガンから始まるこの曲はもう全編非常に壮大なスケールで進行していきます。初めて聞いた人には最後まで聞くのが疲れる位じゃないですかね。まるで映画を見ていたような感じにさせられるというか…
歌詞のほとんどが夕方から夜にかけての情景描写で、心情、心の動きを描いている部分というのは非常に少ないんですけど、全部の情景描写がまるでその心の描写の布石に思えるんですよね。
冷たい壁に 耳を当てて
靴音を 追いかけた
なんていう歌詞は今だったらストーカだとかよく言われる部分ですけどねwwwwでも詩の前後から判断すると、ストーカーってのは結局自分に心が向いてるから起こる行動なんだと思うんですけど、この歌の登場人物はそれとは違うなっていうのがわかる。もっと人間的で複雑に気持ちが動いている。
でもそれに関して言葉を尽くさずに、サビにこの詞がくると…
どんな運命が 愛を遠ざけたの
輝きは戻らない 私が今死んでも
心理描写はここだけですけど、それまでが多くの布石となってるからメロディとあわせて人間の心の複雑さと怖さを苦しくなるほどに表現してるんですよね。
そしてこの曲は前述の通り色々な人にカバーされてるんですけど、一番僕が好きなのはスタレビのアカペラ・バージョン。埋め込みが不可だったのでとりあえずリンクを…
http://www.youtube.com/watch?v=Mf_pT-OTVg8
原曲では女性特有の心の怖さみたいなものを表してるんですけどこのスタレビ版は男目線の女性像ですよね。すごくけなげで線の細い少女という感じかな。だからそういう意味では女性でこっちのバージョンに対して「男が女性に理想押し付けてるみたいで嫌い」なんて感じる人がいるかもしれないですね。
さて、来週はどうしようかな…これからは僕のipodから一曲紹介する形態でやっていこうかな。そんなサウンド・パティスリー的なのもいいかも知んないですね。