このパート2では今年度がどれだけ異質な年なのかということを、僕が独自に計算して出したデータをもとに論じていき、これからの展望や希望についてちょっと語ろうかなと。

なのでテーマは10年度にさせてもらいました。数字に弱い人は頑張ってついてきて下さいwww

今回使うデータは99~09年度までの十一年間のものです。

まずそれぞれの年のてれび戦士の在籍年数の平均についてです。小数点以下第三位は切り捨てです。

その年の終りまでの在籍年数をカウントするので、例えば01年度の熊ちゃんは二年、07年度の樹音は五年とカウントします。

そうやって平均を割り出していくと、一番年数が多いのは03年度の2.23年。逆に少ないのは01年度で1.94年です。

01年度だけが2年を割っていることから考えても、それだけ二年以上の戦士のほうが多いというのがこれまでの天てれの常識でした。

しかし10年度は1.3年という少なさです。圧倒的に経験が少ないという不安はやはりまだ拭えないです。

さらに最高学年の戦士の在籍年数に絞って考えます。

これは山ちゃんと七世が中二だった03年度が最高の4.5年、そして最高学年が中一だった07年度が最低の2.71です。10年度はというと中二戦士は稜駿と菜々香の二年戦士の他にも新人の二年戦士が入ってくる可能性があるので、2年を割りこんでしまう事が確定的です。これも11年間のデータと比べるとずば抜けて少ないです。最高学年は特に経験を必要とされるので…

今までの数字を見てきても10年度というのがいかに新人が多く、天てれの歴史が変わるような年になるというのが分かっていただけたかと思います。

ここで僕よりも昔から天てれを見ている人は何かひっかかるものがあると思います。実は過去に似たような年があったんです。

それは96年度。初代のメンバーがほとんど卒業し、七割以上が新人戦士となった年です。

最高学年の中一の平均在籍年数は初代のたった一人の生き残り、栗山祐哉がいましたがそれでも2年。てれび戦士全体の平均在籍年数に至っては1.35年と非常に10年度に近い数字です。

しかしこの年をリアルタイムで見たことがない僕でも、この96年度がいかにすばらしかったのか、その後の天てれに大きな意味を持つことになったのかというのが分かります。

それは小六に生田斗真、小五に前田亜季と天てれ卒業後も芸能界の第一線で活躍するほどの即戦力の新人戦士が入ってきたこと。

そして小五以下の戦士のうちウエンツ瑛士、ジャスミン・アレン(現ジャスミン茉莉花)、棚橋由希、饗場詩野など半分がその後は四年以上の戦士になっているということです。

つまり上の方の学年の新人戦士では即戦力を必要とし、下の学年ではてれび戦士として長く在籍してくれそうな戦士を必要とする、今となっては当たり前、基本の考え方を完全に確立し、またその一番の見本のような年が96年なのです。

つまり10年度に僕が望むことも同じです。とにかく中学生新人に菜々香や稜駿を凌ぐような、まとめ役中心としたあらゆる面で即戦力の戦士。

そして小五以下には奈々とともに長期的に次世代を引っぱっていく名物戦士になりそうな人材を育てていくということです。データを並べていろいろ言ってきましたがやはり基本的な考え方が大事なんだということを今回改めて思い知らされましたね。

珍しく一日で三つも記事を書きましたが楽しんでいただけましたでしょうか?

それではこの10年度が96年度を超えるような、天てれの歴史に輝かしい一ページを残す年になることを…