今日は親友の命日。
５年前の今日
自ら命を絶った。
中学卒業間近に知り合った
別の中学だった和子。
仲良くなるのに
そう時間はかからず
たいがいの悪さは和子としてきた。
ここには書けないような事も
いっつも２人でやってた。
２人とも手のつけられへんアホやった。
仲いいハズやのに
殴り合い、掴み合いのケンカも
しょっちゅうしてた。
アタシ達なりの青春時代を
一緒に過ごした大切な親友だった。
でも大人になるにつれて
お酒飲む量がハンパなくて
車でウロウロしてても
助手席のジュースホルダーには
常に500ｍｌの缶ビール
そんな彼女は
27歳で脳梗塞になって
右半身不随に
原因はお酒の飲みすぎによる
極度の脱水症状。
それでもお酒をやめるコトができず
唯一の支えだった彼氏も
色んな事情があって
離れなアカンようになって
彼女に残されたたのはアタシだけやった。
アタシは必死でお酒やめさそ思て
長距離に行く時に乗せて行ったり
無線クラブの集まりにも連れて行ったり
色んなとこに連れてまわった。
なんとかまともな道に
戻らせたかった。
でも、ちょっと目を離すと
またお酒に浸る
アル中になってた彼女は
簡単にはお酒やめれんかった。
それどころか
寂しさを紛らわすために
今まで以上に飲むようになってた。
問題が起きるたんびに
『アタシと友達やめるか、酒やめるか、どっちかにしろ！』
『ゆかりしかおらんから、酒やめる。』
これの繰り返し
何十回も繰り返して
アタシはついに見放してしまった。
何度か力ずくで
引きずりまわしたりもしたけど
ハッキリ言って
もぅお手上げやった。
泣いてしがみついたら許してもらえる
そんな甘い考えを捨ててほしかった。
1回つっぱねたら
もしかしたら気づいてくれるかも
お酒やめさせたい一心で
アタシは間違った選択をした。
それから
夜中に酔っ払って電話してきて
『間違った！』とか無言とか
そんなコトが何回かあって
亡くなる10日前ぐらいにも
夜中に電話鳴ってたけど
アタシ出らんかった。
『また間違ったって言うんやろ。』
と思って、無視してもうた。
でも、5年前の今日
また電話鳴って出たら
和子のお兄ちゃんやった。
仕事終わって病院行ったら
冷たい体で寝てた。
八階から飛んだくせに
キレイな体のままで
ほんま、寝てるみたいやった。
叩いたり、ゆさぶったりして
必死で起こそう思たけど
なんぼやっても目は開かんかった。
あの時、電話に出てたら
こんな結末じゃなかったかも。
アタシが見放さんかったら
死んでなかったかも。
なんで守ってあげれんかったん？
アタシが殺したようなもんやん。
気づいてあげれんでごめん。
守ってやれんでごめん。
後悔しか残らんかった。
自分を責め続けた。
そんな思いを
ずっと背負ってます。
だからアタシは幸せになったらアカンのや
って思い続けてます。
毎年２月になると
やたら夢に出てきて
笑ってる時もあれば
泣いてる時も怒ってる時もある。
アタシを呼ぶ時もある
『淋しいから早く来て。』って。
呼んでる方へ行ってしまおうと
思ったコトも何度かあります。
でも最近になってようやく
気持ちを切り替えれるようになってきた。
だから、和子に届くように
ここにmessageを残します。
和子へ
アタシの事、まだ恨んでるか？
でもアタシはあんたの分まで幸せになったる！
もし許してくれる時がきたら、次はぜったい命懸けて守ったるから生まれ変わってアタシのとこにおいで。淋しい思いせんように、ちゃんと守ったる。
それがイヤやったら、アタシがそっち行くまで待っとけ！何年先かわからんけど行ったらソッコーで見つけたるから、その時は一緒に浴びるほど呑も！
あんたのコト
今までだって、これからだって
忘れるコトなんてありえへんから
あの人懐っこい笑顔のまま
いつでも心の中で生きてるんやで。
忘れる訳ないんやで。
だから、ゆっくり休んでな。
今日は昔の想い出
ひっぱり出してきて
いっぱい語ろうな
帰ったらアルバム見ながら
一緒にビール飲もな
アタシはすでに朝から
色んなコト思い出しながら
笑けたり涙出たりしてるけど。
和子も同じ気持ちかな。
そうあってほしいけどな…。
なッ!? 和子！！
こんな記事、公開して
かっこつけたコト言うてるとか
ただの自己マンやと思われるやろうけど
このブログの中に
和子が生きてた証を残しておきたくて
書かせてもらいました。
もし和子のコト知ってる
アタシのリア友がこれ読んで
彼女のコト少しでも思い出してくれれば
幸いです。
独り言やし
コメント欄は閉めときます。
最後まで読んでくれた人
ありがとうございます。
おしまい。
Android携帯からの投稿
５年前の今日
自ら命を絶った。
中学卒業間近に知り合った
別の中学だった和子。
仲良くなるのに
そう時間はかからず
たいがいの悪さは和子としてきた。
ここには書けないような事も
いっつも２人でやってた。
２人とも手のつけられへんアホやった。
仲いいハズやのに
殴り合い、掴み合いのケンカも
しょっちゅうしてた。
アタシ達なりの青春時代を
一緒に過ごした大切な親友だった。
でも大人になるにつれて
お酒飲む量がハンパなくて
車でウロウロしてても
助手席のジュースホルダーには
常に500ｍｌの缶ビール
そんな彼女は
27歳で脳梗塞になって
右半身不随に
原因はお酒の飲みすぎによる
極度の脱水症状。
それでもお酒をやめるコトができず
唯一の支えだった彼氏も
色んな事情があって
離れなアカンようになって
彼女に残されたたのはアタシだけやった。
アタシは必死でお酒やめさそ思て
長距離に行く時に乗せて行ったり
無線クラブの集まりにも連れて行ったり
色んなとこに連れてまわった。
なんとかまともな道に
戻らせたかった。
でも、ちょっと目を離すと
またお酒に浸る
アル中になってた彼女は
簡単にはお酒やめれんかった。
それどころか
寂しさを紛らわすために
今まで以上に飲むようになってた。
問題が起きるたんびに
『アタシと友達やめるか、酒やめるか、どっちかにしろ！』
『ゆかりしかおらんから、酒やめる。』
これの繰り返し
何十回も繰り返して
アタシはついに見放してしまった。
何度か力ずくで
引きずりまわしたりもしたけど
ハッキリ言って
もぅお手上げやった。
泣いてしがみついたら許してもらえる
そんな甘い考えを捨ててほしかった。
1回つっぱねたら
もしかしたら気づいてくれるかも
お酒やめさせたい一心で
アタシは間違った選択をした。
それから
夜中に酔っ払って電話してきて
『間違った！』とか無言とか
そんなコトが何回かあって
亡くなる10日前ぐらいにも
夜中に電話鳴ってたけど
アタシ
出らんかった。『また間違ったって言うんやろ。』
と思って、無視してもうた。
でも、5年前の今日
また電話鳴って出たら
和子のお兄ちゃんやった。
仕事終わって病院行ったら
冷たい体で寝てた。
八階から飛んだくせに
キレイな体のままで
ほんま、寝てるみたいやった。
叩いたり、ゆさぶったりして
必死で起こそう思たけど
なんぼやっても目は開かんかった。
あの時、電話に出てたら
こんな結末じゃなかったかも。
アタシが見放さんかったら
死んでなかったかも。
なんで守ってあげれんかったん？
アタシが殺したようなもんやん。
気づいてあげれんでごめん。
守ってやれんでごめん。
後悔しか残らんかった。
自分を責め続けた。
そんな思いを
ずっと背負ってます。
だからアタシは幸せになったらアカンのや
って思い続けてます。
毎年２月になると
やたら夢に出てきて
笑ってる時もあれば
泣いてる時も怒ってる時もある。
アタシを呼ぶ時もある
『淋しいから早く来て。』って。
呼んでる方へ行ってしまおうと
思ったコトも何度かあります。
でも最近になってようやく
気持ちを切り替えれるようになってきた。
だから、和子に届くように
ここにmessageを残します。
和子へ
アタシの事、まだ恨んでるか？
でもアタシはあんたの分まで幸せになったる！
もし許してくれる時がきたら、次はぜったい命懸けて守ったるから生まれ変わってアタシのとこにおいで。淋しい思いせんように、ちゃんと守ったる。
それがイヤやったら、アタシがそっち行くまで待っとけ！何年先かわからんけど行ったらソッコーで見つけたるから、その時は一緒に浴びるほど呑も！
あんたのコト
今までだって、これからだって
忘れるコトなんてありえへんから
あの人懐っこい笑顔のまま
いつでも心の中で生きてるんやで。
忘れる訳ないんやで。
だから、ゆっくり休んでな。
今日は昔の想い出
ひっぱり出してきて
いっぱい語ろうな
帰ったらアルバム見ながら
一緒にビール飲もな
アタシはすでに朝から
色んなコト思い出しながら
笑けたり涙出たりしてるけど。
和子も同じ気持ちかな。
そうあってほしいけどな…。
なッ!? 和子！！
こんな記事、公開して
かっこつけたコト言うてるとか
ただの自己マンやと思われるやろうけど
このブログの中に
和子が生きてた証を残しておきたくて
書かせてもらいました。
もし和子のコト知ってる
アタシのリア友がこれ読んで
彼女のコト少しでも思い出してくれれば
幸いです。
独り言やし
コメント欄は閉めときます。
最後まで読んでくれた人
ありがとうございます。
おしまい。
Android携帯からの投稿