過去でも未来でもなく
"今この瞬間" に生きるを伝える
リアリズム・タロット占い
占い師ヨーコです
占い師もただのヒト 第六話
「“ひとしずく”は、わたしのなかから生まれた」
お菓子をつくっているとき、
パンをこねているときって、
頭の中がふしぎと静かになる。
ただ、生地の感触に集中して、
こねて、たたいて、寝かせて…
今この瞬間だけに向き合ってる感じ。
そんな時間が、
少しずつ「わたし」を取り戻す鍵になった。
それまでは、
「ちゃんとしなきゃ」
「失敗しちゃダメ」
「もっとがんばらなきゃ」って、
心がいつもピリピリしてた。
でも、
パンやお菓子って、多少形がいびつでも、
焼きたての香りとあたたかさで
全部がやさしく包まれる。
そのときふと思った。
「わたしも、そうでいいのかも」
完璧じゃなくていいし、
ちょっといびつでも、
あったかければそれでいい。
そう思えたときに、
「わたしのやりたいこと」が
またひとつ見えてきた。
——自分の作ったパンとおやつで、
ほっとできる時間を届けたい。
そこに、そっと「占い」も添えて。
誰かの心がふわっとゆるむような、
そんな場所をつくりたい。
そうして浮かんできた名前が、「ひとしずく」。
誰かの心に、ぽたりと落ちる“しずく”のように。
それがじんわり広がって、
あたたかさになるように。
そんな願いをこめて名づけた。
次回は、「ひとしずく」を形にするまでの
葛藤や準備の日々について。
夢って、ワクワクと同時にちょっとコワイ。
そのリアルも、ちゃんと書いてみようと思います☁️🍞
本日もご覧いいただきありがとうございます
ヨーコってどんな人?
なんで占い師になったの?
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