お風呂上がりの自分の膝下を見て、治療を再開することを決めた。昨日は幼稚園を送っていった後に皮膚科に行って、塗り薬と飲み薬をもらってきた。
この他の人とは違う身体をみて、菜々は「ブツブツ大丈夫?」と心配してくれる。あるTシャツが合わず、それが原因が発疹ですごい状態になった。そのTシャツを妹にあげようという私の独り言を聞いていた菜々は「ねぇねにあげたら、かわいそうだよ」と言った。Tシャツをあげるのがなぜ可哀相なのかがわからなくて、よく聞いてみると、「ブツブツをねぇねにあげたら、可哀相」ということだった。いろんな気持ちがいっぱいになって、菜々を抱き締めた。
先の見えない治療。治ったら、悪くなり。悪くなったら、善くなり。一喜一憂。
でも冬はいいな。
乾燥して、私の皮膚にはあまりよくないけど、洋服で隠せるから。
自分でも醜いと思うこの身体を汚い目で見ないでくれる夫。変わらず接してくれる友達。
心から感謝しています。
どうか子供たちに遺伝しませんように。
どうか同じ病気だと診断された妹の発疹が私のように拡がりませんように。
そして、私の皮膚が少しでも綺麗になりますように。

