なんでだろう?
昨日の映画を思い出し、こんなに感動しているなんて・・・
しかも、もう何度も見ているプリティーウーマンにだ。
なんで?

昨日のプリティーウーマンで二人の笑顔や悲しみ・・・そしてわかってはいたけど別れがくる。そして・・・

約束どおり、1週間分の報酬を受け取りビバリーヒルズのホテルを出ます。
「エドワード財団からの奨学金よ」と言って同居の友人キットにお金を分けてあげる優しいビビアン。(最初は娼婦ビビアンだったかもしれないが、そんなビビアンはこの一週間で持ち前のルックスは元より、エドワードの良き理解者となりまたパートナーでもあったわけだが、元の二人の関係に戻る・・・。)
この時、ビビアンはサンフランシスコへ引っ越しちゃんと高校を卒業すると言い、別れの時にさよならを言うのは辛いからと先に部屋を出るキットと立場はぜんぜん違う、ここでも切ない別れが・・・

その後、ビビアンは予期していたかのように?、ビビアンの部屋に近づきクラクションを鳴らすエドワードの乗るリムジンの音に気付き表を見る。

エドワードが高所恐怖症のため及び腰でサンルーフからリムジンの天井に登り飛び降り、傘で収納式の非常用はしごを引き出し上り始める。
最後には、今にも崩れそうな底の抜けた簡易的なベランダで両手を広げ「迎えに来たよ」のポーズをする。
そしてオペラで見たとおりの永遠の愛を誓いハッピーエンドだったね。(憎い演出!)

ラストシーンで見せた、エドワードが高所恐怖症なのに彼女のアパートの非常用はしごをよじ登るシーン・・・
もうあの時のあの二人の笑顔が忘れられなくてね。今も。
今、瞳の奥では完全に泣いていますよ。
こっちは単に見ていた人なのだけれど、今もあの映画に心を引き込まれたままのようです。
一体どうしたんでしょう。
だいたいいつもどんなに感動しても次の日は忘れているのに・・・
二人の笑顔が今でも忘れられない。
それほどよかったのかもしれないね。
多分何度も見ているはずなのに・・・。

それと前回見たときと忘れていたところが発見できたのも大きいかもね。
最初に見たのは21歳の頃。
以前はしっかり見てなかったのかもしれないね。忘れちゃったのかな・・・
・車は高級車のロータスエスプリ(映画007~私を愛したスパイ~でジェームスボンドが乗った水陸両用潜水艦に変身する車サブマリンとしても有名)
・エドワードが高所恐怖症
・ビビアンがあんなに衣装を変えていた
・ビビアンが高校中退だった
・エドワードが企業買収のプロで億万長者
・ビバリーヒルズのホテルの支配人の名前がトンプソン
・黒人運転手のダリルやベルボーイが良い味を出す
・ロデオドライブの高級ブティックで門前払い
・二度目に訪れた高級ブティツクに入るなり、「私が誰かわかる?逃した魚は大きかったわね。(失礼だった店員に)あなたは歩合制で働いてるの?」とジョークをかまし雪辱を晴らす。
・どうして一番上の部屋なの?の問いに「一番だから」が二回登場するが、二回目の意味がわからないこと(汗)

音楽もとてもよかったですね。
「愛と青春の旅立ち」の頃のリチャードギア(これも良い!ベスト5に入れなきゃ・・・ベスト6ですね。)や「ローマの休日」で使われた音楽を思い出しましたね。

ラストシーンのリムジンから発するクラクションの音と、ビビアンが暮らすモーテルの前にリムジンが到着する際、道端の鳩が一斉に飛び立つシーンあたりなんかを思い出すと、もう鳥肌が今も立ちます(笑)

僕は期待してないで何かをすると、こうも簡単にやられてしまうのですね。
本当に昨日は見事にやられました。(笑)