yokotanman29のブログ

yokotanman29のブログ

Basic Contents
 ■Edurtainment(楽しい学び)について真面目に考えます
 ■映画や読書の情報を紹介します
 ■美味しいお店を紹介します

Amebaでブログを始めよう!
2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:5034ページ
ナイス数:0ナイス

ヒア・カムズ・ザ・サン (新潮文庫)ヒア・カムズ・ザ・サン (新潮文庫)
読了日:10月30日 著者:有川浩
教師花伝書教師花伝書
読了日:10月29日 著者:佐藤学
魔女の宅急便  4キキの恋 (角川文庫)魔女の宅急便 4キキの恋 (角川文庫)
読了日:10月24日 著者:角野栄子
小学校の国語 つまずきのポイントを一日で攻略小学校の国語 つまずきのポイントを一日で攻略
読了日:10月23日 著者:向山洋一,谷和樹,松山秀樹
(001)○に近い△を生きる 「正論」や「正解」にだまされるな (ポプラ新書)(001)○に近い△を生きる 「正論」や「正解」にだまされるな (ポプラ新書)
読了日:10月23日 著者:鎌田實
名探偵の証明名探偵の証明
読了日:10月21日 著者:市川哲也
人生のずる休み人生のずる休み
読了日:10月19日 著者:北杜夫
おしゃべりの思想 (ちくま文庫)おしゃべりの思想 (ちくま文庫)
読了日:10月18日 著者:外山滋比古
山本周五郎長篇小説全集 第五巻 柳橋物語・むかしも今も山本周五郎長篇小説全集 第五巻 柳橋物語・むかしも今も
読了日:10月17日 著者:山本周五郎
人肌ショコラリキュール (講談社文庫)人肌ショコラリキュール (講談社文庫)
読了日:10月16日 著者:蛭田亜紗子
三谷幸喜のありふれた生活10 それでも地球は回ってる三谷幸喜のありふれた生活10 それでも地球は回ってる
読了日:10月16日 著者:三谷幸喜
七つの会議七つの会議
読了日:10月14日 著者:池井戸潤
パフォーマンス評価―子どもの思考と表現を評価する (日本標準ブックレット)パフォーマンス評価―子どもの思考と表現を評価する (日本標準ブックレット)
読了日:10月11日 著者:松下佳代
ゼツメツ少年ゼツメツ少年
読了日:10月11日 著者:重松清
読書HACKS! 知的アウトプットにつなげる超インプット術 (講談社プラスアルファ文庫)読書HACKS! 知的アウトプットにつなげる超インプット術 (講談社プラスアルファ文庫)
読了日:10月6日 著者:原尻淳一
子どもの「10歳の壁」とは何か? 乗りこえるための発達心理学 (光文社新書)子どもの「10歳の壁」とは何か? 乗りこえるための発達心理学 (光文社新書)
読了日:10月5日 著者:渡辺弥生
「9歳の壁」を越えるために: 生活言語から学習言語への移行を考える「9歳の壁」を越えるために: 生活言語から学習言語への移行を考える
読了日:10月4日 著者:脇中起余子
あの世に聞いた、この世の仕組みあの世に聞いた、この世の仕組み
読了日:10月4日 著者:雲黒斎
午後からはワニ日和 (文春文庫)午後からはワニ日和 (文春文庫)
読了日:10月2日 著者:似鳥鶏
「名作」で鍛える トコトン考える力「名作」で鍛える トコトン考える力
読了日:10月1日 著者:宮川俊彦
(006)本当は怖い小学一年生 (ポプラ新書)(006)本当は怖い小学一年生 (ポプラ新書)
読了日:10月1日 著者:汐見稔幸

読書メーター
青木伸生『「フレームリーディング」でつくる国語の授業』東洋館出版社・2013年

 「フレーム・リーディング」とは、文章を丸ごと読むための方法である。文章全体をとらえ、構成や内容の大体を読み取る力を育てることに主眼を置く。
 従来の国語の指導(最近は「単元を貫く言語活動」が浸透してきてそんな授業も減ってきたが)は、文章を細切れに区切って、その中身を詳細に読むことに主眼が置かれていた。
 しかし、そのような従来型の読みでは、次の課題を払拭できないと筆者は言う。
  ①感想文や批評文が書けない
  ②論理的思考力が伸びない
  ③低学年で時間が余り、高学年で時間が足りないという不均衡が生じる
  ④週時数が極端に減る中学校の国語科授業に繋がらない
  ⑤読書力が向上しない
 同感である。そもそも場面に区切って読むことは、不自然なのだ。段落に番号を振って読む大人がいるか?通読した後に場面毎に区切ってもう一度最初から全部読み直すか?不自然な行為を繰り返していたら、いつまでたっても生活に役立つ読みは獲得されない。
 しかし、筆者は、場面毎に区切った詳細な読解を否定はしない。双方の読みを伸ばすことを強調している。
 その方法とは、「フレーム・リーディング」となる3つの発問を行い、構造的な板書でフレームを捉えさせるというシンプルな方法だ。そして、説明文7本、文学教材6本の具体的な授業例を紹介する。なるほど、これなら若年層教員も「フレームリーディング」が可能だろう。
 ほぼ自分も行ってきたような読み方だかが、次の発問構成は新しかった。
  ●繰り返されるキーワードの数を問う
  ●その中で一番重要なキーワードはどれか問う
 ただ、教材毎に発問が異なると、結局は教師に頼った読みから脱却できないのではないかという疑問が残った。説明文なら「はじめ・中・終わり」という基本構成と各段落の要約と関連を問えばよい。文学教材なら「設定・展開・山場・クライマックス・結末」といった基本構成と「●●が●●する(なる)話」という中心人物の変化とその原因の把握は、全ての教材で使える。このような汎化できる技能の習得が、自立した読者に導く。その上で、教材独特の本書のような読みを与えるとよさそうだ。そすれば、3時間程度で丸ごと読む学習が可能になりそうだ。「フレームリーディング」でつくる国語の授業/東洋館出版社

¥1,680
Amazon.co.jp

『劇場版ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐』
監督:木村ひさし 脚本:櫻井武晴 音楽:河野伸
俳優:中居正広、堀北真希、北村一輝、栗山千春、松雪泰子、玉森裕太、田中哲司

 テレビの続編だからなぁ……と、あまり期待はしていなかったのだが、期待は裏切られた。映画に相応しい脚本だった。見応えがあった。『夏の終り』『ウルヴァリン SAMURAI』に続いての梯子だったけど、この作品が一番面白かった。
 アタルが所属する、ニューヨークのFBI組織・SPB爆破事件が起きる。東京でも電車の送電線破裂事件が起こる。そして、二つの事件ともウィザードと呼ばれるコンピュータウィルスによることがわかる。その発明者は、かつてアタルと一緒にSPBに所属していたマド。しかし、焼死体となって発見され、DNAも一致していた。そこで、疑惑の目は、アタル見向けられる。マドカに洗脳され、アタルが事件を起こしていると……。
 小ネタ満載のコメディーな部分とマドカを巡るシリアスな内容のバランスが絶妙。
 特に、小ネタが見つかった時の妙な快感を得ると、次々の小ネタを探すためのネタ探しをしている自分がいた。この監督って、『ケイゾク』『SPEC』の堤幸彦の弟子だそうで、どうりで……。中居正広のアタルの演技も、一層磨きがかかっている。
 マドカを巡るドラマは、アタルとマドカの淡い恋心やマドカの人生がアタルの人生と対比的に描かれていて、なかなか魅せる。マドカ役の堀北真希も、『踊る大捜査線』の小泉今日子までは至らなかったが、予想以上の演技をしていた。エンディングのアタルの行為が、胸に染みる。
 無駄のない展開と無駄だらけの小ネタ、これを相容れてしまった監督の技量はなかなかだ。本作が監督デビュー作というから、第二の堤幸彦に育つことを期待。
$yokotanman29のブログ-ataru