ディンプレックスの電気暖炉を買ってみました。


英 ディンプレックス社のMini Cube という電気暖炉で、一番コンパクトなモデルです。



ディンプレックスはイギリスの暖房機器メーカーで、世界で初めて電気暖炉を開発しました。



欧州では、古くから暖炉や薪ストーブが多く使われており、炎というものが非常に身近な存在です。


しかし、残念ながら日本ではその様な文化はありません。


薪ストーブを暖炉と勘違いしている日本人も多く、部屋の中で炎を愉しむという人はごく僅かでしょう。



キッチンのコンロもIH化され、生活の中で火を見ることは殆ど無くなってきたのではないでしょうか。





今回、買ってみた電気暖炉というものは、あくまでも、ダミーの炎を演出しつつ、温風を出すというものです。





この炎、良く出来ています!



日本のメーカーも似たような物を出していますが、とても炎には見えず、酷いものでした。



これは、本物の炎とは言い難いですが、不規則に揺らめく感じの表現力が非常に高いです。






背面のスイッチで、操作します。


左から、温風を出さない炎のみ、600w、1200wです。



炎はLEDが使われており、温風を出さなければ、消費電力は非常に低いです。



本体は鉄板にピアノブラックで塗装されており、前面はガラス。


質感は良いです。



しかし、暖房能力は高くありません。



というよりも、日本の断熱性の低い住宅では暖まらないと書いたほうが良いでしょうか。



日本でもスウェーデンハウスなどの高断熱住宅であれば暖まるかと思いますが、一般的な住宅で、これを暖房として使うのは少し厳しいと思います。



しかし、これに期待していたのは、あくまでも、炎の演出です。



エアコン等の暖房と組み合わせて、部屋のインテリアとして使うほうが、理にかなっているでしょう。






夜は間接照明との組み合わせで、非常に良い感じです。



やはり、視覚的に炎が見えるだけで、暖まる感じがするんですよね。
実際にリラックス効果なども、あるそうです。



やはり、本物の薪ストーブが家に欲しいです…。



日常に炎がある、欧州、北欧の文化、恐るべし…。