その4 ☆★【今さらYouTube始めて良かったこと】 祈りの墓標(ぼびょう)★☆ | 横須賀 "レイニー" ジョニー

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メインは横須賀(というか、三浦半島なので逗子・葉山・三浦を含みます。みんなとても良いところです)と横浜に関連する記事になります。

小説家の一面もありますので、電子書籍を出版したりもします。


前回(その3★☆★今さらYouTube始めて良かったこと)の続きです

1. ヒカキンさんやフワちゃん(だけじゃないけど)はすごい
2.   アニメ映画に人気俳優さんをつかう理由
3. 横溝正史先生は凄すぎる
4. 永井豪先生も凄すぎる
5. 自分の作品の意義ってなんなんだろう


  その4です。

本を書いていて、直面する問題・・・というか、

「やっぱりプロって凄いな」と心底思う場面が多くなるということ。

 

キャラクターを作り込むことはもちろん大事なのですが、
名作のテーマ・・・ストーリーを超えた先に生まれるものと
言ったら良いのでしょうか。

 

その中で小説と漫画の違いはありますが、
デビルマンを読み切った時に心が震えました。

 

永井豪先生は女性をグラマラスに描くことが多くて、
そこに魅力を強く感じることがあり
そこから興味を持って読むこともあったのですが、
テレビとは全く違うマンガのデビルマン・・・

 

大袈裟ではなく「驚愕」でした。

あの漫画って、最終巻で誰が本当の悪魔であるかを
知ることができるのです。

 

と、書くと最終巻だけ見る人がいるかもしれないけれど、
それは「誰が悪魔であるかを知るだけ」

 

第一巻から最終巻を読んで、初めて
「誰が悪魔なのかを理解できる」という仕組みになっています。


デーモン族との戦いの結果がなぜあのようになるのかも、
それによって理解できるというとても哲学的な内容です。

 

あんな話って、本当にどうやったら作れるのでしょう・・・

動画作っていても、あんな壮大な世界って
どういう想像力・創造力があったら
映像化できるのだろう・・・って

真剣に考え、そして落ち込みます。

 

永井豪先生は、本当にスゴイ・・・
 

 

 

 

 

 

 口論となった女性の右腕が一滴の血も流さずに肩から外れて床に落ちた。

 

 


 対応した医師が彼女のマスクを取ると、そこにあるはずの口はなかった。

 ―― 何かが始まったのだ。

 

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