映画『国宝』ですっかり歌舞伎に魅了された私。
本物の歌舞伎が見たくて、まずはシネマ歌舞伎『源氏物語 六条御息所の巻』を観に行きました。
六条御息所を坂東玉三郎さん、光源氏を市川染五郎さんが演じています。
愛しい人の気持ちが離れたのではないかと涙を流す姿、源氏の君が訪れてドキドキしながら寄り添う少女のような姿、悲しみが溢れてきて源氏の前で取り乱す姿、葵の上に生霊となって呪い殺そうとする姿...玉三郎さんの鬼気迫る演技。
昔の自分を見ているみたいで胸が苦しくなりました。思わず光源氏に殺意まで感じました。
男女関係って昔も今も変わらない普遍的なものなのだなぁと。
光源氏みたいな人には関わらないのが一番です。
でも光が強いから引きつけてしまうのですよねぇ。









