私が離婚について学ぶ理由。
5月から始まった
「夫婦支援専門職のための離婚相談実務トレーニング講座」
全8回、無事修了しました。
信頼するコーチの紹介で、
「これだ!」という感覚があり、即申し込みました。
離婚にまつわる法律、社会制度、心理、お金、
そして相談の中でコーチング的な関わりをどう実践するかという、
幅広い内容です。
家族のためのADRセンターの小泉道子さん、
コーチでありながら弁護士として活躍されている 工藤温子さん、
コーチングパートはあっちゃんをはじめ、
離婚に詳しい税理士・行政書士の藤原文さん、
発達障害に詳しい橋本和明教授、
離婚前後の親子の心理に詳しい直原康光先生と、
一流の講師陣から、
きわめて実践的な知識と方法を教えていただきました。
ではなぜ、私がこれを学ぶのか。
ひとつは、コーチとしてクライアントを支援できる幅を広げたいから。
人生の大きな岐路に立つ方に、法律・制度・心理・お金の視点を
持ちながら寄り添えるようになりたいと思っています。
でも、もうひとつ、もっと深いところにある理由があります。
以前、大切な親友を亡くしました。
彼女は夫から激しいDVを受け続けながら、
がんになり、若くして逝ってしまいました。
夫は会社をいくつも経営する裕福な男性で、
一度は子供を連れて実家に帰った彼女を、
無理やり引き戻してしまいました。
そんな中、かなり進行したがんが発覚。
離婚することもできず、
DVもやむことはありませんでした。
友人として、もっとできることがあったのではないか。
その問いが、ずっと心の中にあります。
私がコーチになったのも、実は彼女がきっかけでした。
目の前の人をもっと専門的に支えられる力が欲しいと、
彼女と接する中で強く思ったのです。
ただ、「離婚」となると、コーチングの技術だけでは足りないことがある。
講座を受けながら、あの時この知識があれば、
もっと違うかかわり方ができたのに——と、
何度も思いました。「知っていること」が、
人の命と人生を守る力になりうると、彼女のことを思うたびに感じます。
今回の講座では、離婚相談の第一線で奮闘されている
多くのカウンセラーさんと出会いました。
あまりに壮絶な現場の厳しさに、言葉を失うこともありました。
それでも、果敢にクライアントと向き合うその姿勢に、
勇気をいただきました。
学ぶだけでなく、実践を積み重ね、
本当に必要な人の力になれる存在になりたい。
そのために、これからも歩み続けたいと思います。










