ユノが共演したい松たか子さん主演
「告白」観ました。
めちゃ重かったー><
ちょっとだけネタバレありなので
これから観る予定の方はスルーしてくださいね。
この映画に「面白い」という言葉が合ってるかどうかはわかりませんが
すごく面白くもあり、また怖くもあり、とにかく引き込まれました。
親なら誰もが自分の一番大切な宝物である子供の命を奪われたら
復讐したいと思うんじゃないかな。
でもそれを実行するのは難しい・・・
この映画は潔くストレートに復讐劇を見せてくれています。
まさに「目には目を」「歯には歯を」でしょーか・・・
必殺仕事人みたいに悪人を成敗する爽快感みたいなものを感じてしまいました(いいのか?)
人の命の重さなんてこれっぽっちも感じることができない生徒たちに
キレイゴトを並べてお説教したところで理解できるはずもない。
だから松たか子さん演じる森口先生は究極の選択をした。。
でもそれはあまりにも残酷で、あまりにも冷たい復讐という名の更正マニュアルの実行。
犯人の少年Aは最後の最後に自分の一番愛する人を奪われることで
やっと人の命の重さ、尊さを知ったのでしょうか。。
他人の命も大切な人の命もみんな平等に尊く重いということを・・・
正直、森口先生のやり方に生徒への愛があったのかどうかは疑問ですが
最後のセリフにはグッとくるものがありました。
もうひとつ感じたこと・・・
それは、子供が成長していく過程で親、特に母親の存在が
大きな影響をあたえるということ。
うーん。。これは息子がいる私としてはわかっていたつもりなんですけどね~
それでもやっぱり親としての責任を改めて痛感させられた・・というか
世の親たちへの警告みたいなものを感じました。。
自分勝手な感情で溺愛するのではなく
子供が褒めてほしい時にいっぱい褒めてあげる
一緒にいてほしい時に一緒にいてあげる。。
そんな簡単で当たり前なことが
日々の忙しさの中でおろそかになってしまっている昨今。。。
自分を含め、世のお父さん、お母さん方は
今一度自分を見つめなおす必要があるのかも・・・・
子供には人の痛みがわかる人になってほしいと願います。
残酷なシーンもたくさん出てきますが
オカルト映画のようにおどろおろどしくなく
登場人物の狂気が、切なく、むしろ美しく描かれていて、
目を背けることなく観てました|。・)ジー
でもきょわかったですけどね><
「告白」は賛否がハッキリと分かれてしまう映画かもしれません。
でも私的には見応えある素晴らしい映画だと思いました。
なーんてね。
おしまいっ。。

