厳選した季節ならではの食材が

顔を覗かせる豪華絢爛な木箱を

見せていただき驚愕から始まる

お寿司のコース


ドイツ本店でミシュラン獲得の

THE SAKAI Tokyoで




おまかせコース

(料理5品、鮨12貫・巻物込み) 

¥17,000-のみなんです 


オシャレすぎな上にお寿司のコースに

お酒とお食事のペアリングは¥25,000-


ソムリエのセンスに圧巻のペアリングでした



六本木の天祖神社そば

静かに灯りが灯る洗練された

大人が集う地域

そんな素敵過ぎるお寿司屋さんに

ちょっと背伸びをしておじゃましました



カウンター席の素敵なお店

席にはウェルカムフラワーがあり感激です



大将からご丁寧なご挨拶と

本日の食材の説明があり初めの

ドリンクをご用意していただきました



初めの1杯はシャンパーニュから

なんとピノ・ノワールで作られた

シャンパーニュ

六本木のまだら明るい17時からいただき

幸せでしかない


ロベール・ド・パンピニャック

ブリュット G.H. マーテル NV 




一品目一番初めに見せていただいた

小茄子に枝豆


お寿司と同様海外でも人気の

EDAMAME

下ごしらえが嬉しい味わい


小茄子そのままの出汁と鰹出汁

冷やして一晩寝かせて味を存分に含んだ

一見正統派に見えつつ

そのド派手なジューシーさに驚く



  えっ〆⁈

でてきたのは素麺に稲荷寿司そして潤菜


潤菜は素麺の出汁でした


秋田の潤菜といえば生育環境も

素晴らしいけれどお寿司の様かな

ひとつひとつ手作業

ひとつひとつカットされるからこその

極上の味わい

贅沢出汁でいただく贅沢素麺です


稲荷寿司は細く上品な稲荷寿司

最近は稲荷寿司専門店もあるけれど

専門店以上ですね



次は金目鯛

金目鯛は大好物です

千葉県の勝浦産

こちらは脂ののりが素晴らしく

のせられた黒胡椒も粋な計らい


素晴らしい作品物に盛り付けられ

わさび茎漬けが添えられて


お席にご案内を頂いた時からずっと

ウェルカムフラワーや器などが素敵だと思い

その旨を伺うと設を一番大切にしていると仰る大将


季節やお客様を大切に思うからこその

設(準備.下拵え)

このパーフェクトな世界観には感服致します


そして金目鯛にペアリングされるのは

コニャックに使われる品種で作られた白ワイン

あの琥珀色を想像してしまう深み

抜ける香りがたまらぬワイン


Le Vieux Souchot

PRODUIT DE FRANCE

Charentais



次は新子


なんと一貫に5枚漬けになっています

その時の具合に合わせて

一番美味しいのを出してくれる

新子は職人技の見せ所と昔から

言われてますもんね

味わいも見た目も芸術的な味わい



次は風の森 日本酒です

一番初めは甘めと言われたけど

私にとっては辛口に感じた日本酒

磨いてないキリっとした感が良かった


お寿司は甘鯛昆布締め 

すだち搾りありキリっと

鯛がもっちりの食感に

じわじわとくるグルタミン酸


日本酒との旨味のWのペアリングに

うっとりです



 最近流行りのオレンジワイン

こちらは開けてから一番美味しい状態で

出すのが難しいナチュラルワイン


ダントツで一番美味しいナチュラルワインでした

ナチュラルワインまで完璧なんですね



神奈川県佐島のタコに合わせて

なんだか深い味わいや組み合わせが印象的で

伺ってみるとイタリアンも経営されているので

そちらの要素も取り入れられてるのですね



鰯 

芽ねぎ、胡瓜、生姜のいそべ巻き




減少を続けたことで庶民の味から

ト金がごとく高級魚の仲間入りをした

その味わいは旨味の塊


オレンジワインとの美味しさとの同調

程よく残る酸味との互いに

際立つ対比効果が楽しめます



青柳 

4個開いて重ねてます

食感と共に季節を味わえる喜びも感じます


ペアリングのお酒は美丈夫 BIJOFU

高知の日本酒で



まぐろ

静岡県伊豆下田のもの

お寿司の中で一番何がお好きですか?

と聞かれて選べないです

と答えましたがやっぱり鮪かも?

と思ってしまいました


まぐろには甘味も鉄分もほんのり

ありましてとろけて幸せな美味しさ



千葉県産 鮑


ズッキーニとブロッコリーと

大宮でイタリアンを経営されて

いらっしゃるからお寿司以外も

提供されている様です


これだけ美味しいと大宮にも

行ってみたくなりますね


ワインは赤

クロデュヴァル ナパバレー

鼻から抜ける時の香りがエレガント

食材は鮑

お寿司の合間のイタリアンに

合わせて優雅すぎました



次は牡丹海老

海老好きとしては悶絶級の美味しさに

メロメロになります



いただいたのは日本酒

日本酒を一緒にキュッと一口

日本酒のTVCMくらいあーうまいっな

表情になりますね

感無量



次もうわぁっ♪ステキ

雲丹です

雲丹が殻ごとでてくるのが六本木

派手を司る神降臨

心が湧きます



美味しくて目を閉じてして味わいを噛み締めたい

ところですがここは目に焼き付けたいところです

芸能人が食べてそう



TANGENT

寒い地方で育った葡萄

ソーヴェニヨンブランの爽やかさ

こちらのペアリングは鱧のフリット



この時期だからこその鱧

玉ねぎ丸々一個蒸し揚げたソース

いただく一瞬一瞬が尊い



次は手渡しでいただきます

雲丹

甘い雲丹でクリーミーな

が口の中で解けていき余韻も抜群




また手渡しでいただきました


焼いたのどぐろを手巻き

アツアツで香りと一緒に白身の

旨味が入ってくる

やっぱりのどぐろの芳醇さは

焼いたものが一番感じられますね



鹿児島産 鯵



塩昆布の風味もほのかに

錦あられ胡麻が和えてあり可愛い

2枚重ねてありじっくり

味わいを噛み締められる

絶対的な美味しさ



次は蒸籠を見せていただきました

中には穴子



蒸してたれを塗った穴子は

手渡しでいただきます



柔らかな身

丁寧な仕事がわかります

穴子はもちろん食べたことがありますが

世の中にはまだまだ食べたことのない

美味しいものがあるんだなと思いました

絶品な逸品です



次は最後のお酒

一般では手に入らない極上の日本酒

黒い木箱に入ってます

天皇皇后の結婚の儀で使われたお酒


福龍酒造 石田屋

冷えたすずのお猪口でいただきます

気品ある豊かな味わい


絶品穴子とも相性抜群

計算しつくされた至福の味わい

この世の中で一番頭の良いのは

料理人だと思います

素晴らしい



最後の握りはまぐろの漬け

でさっぱりと

大好きなまぐろが最後で嬉しいな

こちらも先程と同じ伊豆のもの




赤出汁

器がまたまたかっこいい



最後のデザートはカクテルでした

クランベリーとレモンで目の前でシェーカーを

振ってくださいます


最初から最後までおもてなしの心に

満たされた空間でのお寿司とペアリング

忘れられないお寿司でした



常連さんもいらしていて愛されている

お店なんだなと思いました

私もまた伺いたいたいなと思ってます





ザ サカイ トウキョウ

東京都港区六本木7-6-5

栄ビル 1F