金魚飼育は大好きですが、読書も昔から大好きな よこしまもよう。


独身の頃に比べ、格段に読む量は減りました・・・。

読むときは一気に読みたいので、子供に邪魔されるのがイヤなんですよね・・・。


さて、タイトルの「獣の奏者」。

上橋菜穂子さんの著作です。

今、こちらを原作としたアニメがNHKで放送されています。

エリンという少女が大人になるまでの、壮大な過程が細やかに書かれています。

エリンと王獣と呼ばれる獣との絆も軸のひとつです。


ファンタジーではあるのですが、世界観がリアルなんです。

児童書でここまで書いてイイのかというほど、ごまかしがない。

人間が生きていくというのは、こういうことなのかも知れないと

納得させられたり・・・。


ただ普通に暮らしていたいだけの人物が

あれよあれよという間にいろいろなことに巻き込まれていきます。

・・・時代劇みたいかも。


ただ、巻き込まれているだけではなく、

上橋さんの著作に出てくる女性は芯が強いので、自分できちんと決めた道を

迷いながらも進んでいきます。


・・・ネタばれしないで書くのって難しいなあ。

図書館司書の資格が泣きますね(泣)。

1巻から4巻があり、4巻で完結です。

完結編を読んだあと、アニメを見るとオープニングで泣けてしまったりするのは

私だけ・・・ではないハズ。

取りとめなくなってしまいましたが、気になった方は是非読んでみて下さい。

図書館にあると思います~。