キネシオロジー
心身調整セラピスト
ことほぐ清水陽子です。
外出を控えるようになって
季節感が薄れてきている方もいらっしゃるかも・・・？
わたしの住むところは、福岡市ですが、
果てしなく西になり、
ほぼ「糸島」という隣の市境に
住んでいます。
ここ数日は雨が降って、
田舎は海風山風が強いので
電車が遅延したりしています。
（すごい昔に強風で電車が
横転したことがあるそうです。）
ありがたいことに（？）
自然を感じながら生活しています。
随分昔は、会社勤めを10数年していまして、
その頃は季節感なんて
全くなかったです。
同じバス、同じ電車、同じ時間。。。
はずかしながら、、、
季節が変わるころには、
会社の、はたまた
通勤途中の街の中の女性が
どんどん新しい季節に合った
服装にチェンジしていくため
「今日は何着たらいいだろうか」
がわたしの季節感でした。。。
小学生の娘は、
糸島の方の預け先で見てもらうこともあり
送迎は気持ちのいい田んぼ道を通ります。
いまは麦が青々として、
風になびいています。
車の中からですが、
季節の移り変わりを感じています。
さて、二十四節季の【穀雨】（こくう）ですが、
漢字をみたらイメージができますね。
雨が穀物を育てる時期になります。
「穀雨とは、
たくさんの穀物をうるおす
春の雨が降るころのこと」になります。
この季節の終わりには、
夏の始まりを告げる八十八夜が訪れます。
もう少ししたら、お茶摘みの季節でもありますね。
若葉萌える新緑の季節を迎えるようになります。
今はちょうど春の土用ですので、
夏への移行期間、
お天気も少し不安定で
それに影響されて気持ちも体調も
少し不安定なところが出てくることがあります。
いま、なんとなく元気がないなぁ、と感じる方は
特にこの土用の期間は、
少しお腹に優しいもの、
消化にいいものを意識して
冷やさないようにお過ごしください。
それでも、自然の現象としては
雨があるからこそ
穀物が育ち実りを茂らせる
自然に起こることは
人間にも当てはまります。
いま、もし雨を心の中で感じている方も
多くいらっしゃると思いますが、
いまは変化の一つの流れとして、
今できることを
淡々をしていかれてください。
次の節季は 5月5日の立夏（りっか）です。
「立」はスタートの意がありますので、
子どもの日が
夏スタート
です。
暦を意識していると
道端の雑草や小さな花にも季節を感じ
虫やカエルの声などにも
生命を感じられるようになってきます。
ふとしたときに自然と繋がると
心が中心に戻りやすくなります。
これは理屈ではなく、
とても自然な事です。
季節のものをいただき、
目にして
耳に触れ
いまを楽しみましょう。
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