日本伝統の木目金をアメリカ人の、アン先生に習っています。

アン先生は、日本人のヒロコ サトウ先生から習ったそう。

いろんなジュエリーを作りますが、

やっぱりこれを作っていきたいな、と思うんです。

これは銅板と、真鍮の板を27レイヤーに重ね、高温で接合し、さらに伸ばして、模様をつけて、さらに伸ばすという工程で

生まれたヘアアクセサリーです。

 

昔は刀のホルダー”鍔(つば)”に木目金で飾りを施して、粋な侍が使っていたとのこと。

 

日本特有の技術😍

 

ちょこっと歴史の話。

江戸時代初期、400年前に出羽の国の職人が考案したとされています。

江戸時代は鎖国に、参勤交代。

この政策によって、徳川家が400年もの間、他の国に侵略されず、しかも戦争を起こさない平和な世を作り上げた。

 

そのおかげで、日本のモノづくりの技術は他国の影響も受けず、侵害されず、

職人が代々集中できる環境が整っていたからこそ、世界に稀な日本独自の伝統工芸を作り上げることができたんだそうです。

 

 

 

機械を使わず、昔のままにハンマーを叩いて、少しずつ少しずつ薄くする職人さんも日本にはいらっしゃいます。

そうやって400年前の、昔ながらの技法を継承されているんです。

尊敬します✨

 

 

アン先生は、ZoomでMOKUMEを教えています。

アメリカ西海岸なので、時差はあるけれど、もし興味があったらぜひ。

 

 

 

 

 

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