なんか本気で日本がおかしくなっているような気がしてならない・・。
私が中学生だったときも、一クラスに一人位の割合でいじめられているひとはいた。
太っていたり、ニキビが多かったりとか、リアクションが変だったり
とか、子供の馬鹿みたいな理由で
「汚い」「●子菌が伝染る」とか「えんがちょ」とか
言われていじめられていた。中学生のころって、どうしても他人のそんな
ところを気にして干渉するタイプの子供がどこにもいるんだよね。
私もその部類の人々から突っ込みを入れられていたずらされたりして
当時はいろいろ真剣に悩んだりしたこともあるのでわかる。
でも、からかいの対象であっても、みんな友達として一緒に遊んだり
誰からも話しかけられずにいつも一人ぼっちの子なんていなかった。
何回かその子に対するいじめをクラス全員で考えるクラス会が
あったり、いろいろしているうちにあっという間に卒業して、みんなバラバラになって
そんなことがあったのも忘れた。
自殺を考えている中学生がここに来てくれるかは定かではないが
あの、なんか息詰まっていて苦しかった三年間を通過した経験者として
一言いいたい。
あなたが今命を架けるほど思い悩んでいることは、
10年後、いえ3年後には9割の確率で
「屁のようなモノ」に変わっている
ものなのです。
中学校、高校なんて空間に捉われている時間なんて
人生の中ではホントに一瞬。
自分をいじめる人が、自分の人生全体にもたらす
影響なんて、全体から見れば屁みたいなもん。
外の世界には、自分の未来には、
「あれって何だったんだろう・・・?」
と自分の悩みが後でバカに思えるくらいに、
色んな喜び・悲しみ、経験が待っている。
屁
のためにそれらを経験できるチャンスを捨てるのは、
余りにももったいない。
あんまりひどければ親に相談して学校を辞めたり、しばらく旅行をしたり
山や海や自然の豊かなところでぼーっとしたりして
ゆっくり学校の外の世界を見てみるといいと思う。
あなたが今、中にいるトンネルの出口までの距離は、あなたが考えているほど
長くはない。絶対に。
私事だが、私は悩みの原因が学校ではなく生まれた家庭に
あったので、そのトンネルから脱出するには合計で23年かかりました。
その間、他人には絶対にその悩みを打ち明けられなかったし。
それでも、自由になった今はそれを全て冗談のネタにして
げらげら人を笑わせることができる。
ホントに悩んでた思春期のときは、正直な話、崖から飛び降りたり
家に火をつけたり
あるいは親を背中から刺したりしてやろうか、と何度考えたか
わかりません。
でも、そうやって逃げなくて、ホントによかったと、幸せな
現在を手に入れた今は思う。
トンネルには必ず終わりがあるのである。