原稿が進まないのでブログに逃げる、これ悪循環。
だが軽めに重い話題について私見を述べてみる。
専門家でもないので事実誤認はご容赦を。
私は靖国は何度も参拝してますし、
後学のために併設資料館も隅々まで見てますけど
いったい世のマスコミ(あ、うちもか?)
や近隣諸国様方がいったい
何を問題にしているのかとんとわからない。
靖国とは
戦争を知らない私らの世代が、60年前に
何があったのか学び、亡くなっていった方に
感謝と弔意を捧げるための「祈念館」だと私は解釈している。
実際、特攻隊の方々が家族に残した手紙コーナーとか
壁一面に貼られた亡くなった方々の写真とかを見ると
涙腺のゆるい私はいつもやられてしまう。
アメリカのアーリントン墓地やら、中国にも韓国にもある
戦没者慰霊施設と全くおなじですわな。
祈りを捧げる形として、日本の国教ともいえる「神社、神道」が採用され
さらに神道の考え方に基づいて、「国のために亡くなった人はみな神」
として祀っている、それだけのことだ。
東京裁判の法的是非はともあれ、A級戦犯とされた人も
一緒に祀られているということを周辺諸国が問題にしている
というのは、日本の国教たる神道の理念に意を唱えているよーな
ものではないのか?
文字通り、余計なお世話、内政干渉以外
の何者でもない。
靖国参拝=戦争美化、戦争肯定、という図式は、
80年代位から人工的に作られて、
ハラに一物ある一部の日本人を
通じて、周辺諸国に宣伝された、と聞く。
日本はこうして作られた誤解
(というか曲解)を解くところから
はじめなければならないのではないだろうか?
靖国神社がどういうものなのか、靖国参拝が
何を意味するのか、ちゃんと中・韓に伝えよう
とするメディアはおらんのだろうか。
非常に低レベル、低脳な議論にはほとほと
うんざりだ。
しかし、騒いでいるのは中・韓の政治家連中と日本の
マスコミだけのような気がするんだけど。あと、
米ニューヨークタイムズとかね。まああの悪名高き
「世界の尊敬される50人」(だっけ?)
に選んでしまうようなレベルのマスコミがいる
お国ですから、しょうがないのかな。
小泉さんも、あんな中途半端な参拝なら
しないほうがマシ、という気も
しないではないけどね。
しかし、ここまで政争のネタにされて
靖国にいらっしゃるご先祖さまも
さぞかし草葉の陰で泣いていることでしょう。
そういう意味でも、周辺諸国の政治家や軽率な
マスコミの「靖国を利用した荒らし」には頭にくる!
良識ある市民としては、「荒らしにはスルー」で
心静かに対処したいものですな。