個人的にもファン(チームでは地元千葉ロッテの
にわかファンとなってしまったミーハーな私だが。
ボビー、優勝おめでとう!!!)
になることが決まったとか。
う~ん、すごい・・・。すごいよお。
私すみません、あまりちゃんと語れるほど
野球に明るくないのですが
キャッチャーやりながら、外野の守備の指示を出したり
自らが塁に出ながら、打者にバッティングの指示を出したり
って、どうやるんでしょう?
ああああ、気になる。
私のおります雑誌・報道業界でもこの
プレイングマネージャー
議論というのはたびたびなされます。
んで、じつはあんまり
うまくいっていない。うちの業界では。
そもそもこの業界に入ってくる奴等(私を含む)って
取材をして記事を書いて名を売りたいという
野望を持つ人たちであって、
入って間もなくかつ能力もない
ペーペー記者の尻をたたいて働かせたり、
叱ったり、原稿をメタメタに直したり、
ってことがやりたくて入った人は少ない。
にもかかわらず、ある程度年次が進むと、
「副編集長」「デスク」
という肩書きを与えられて、現場からは少しづつ
遠ざかりつつ、記者としての仕事と管理者としての
仕事を両立しなければならなくなるのが常です。
当然のことながら、本音ベースでは
管理するより書きたいわけですよ、
副編ってやつぁ。私、はっきり言われましたもん。
だから、部下の原稿を直しているうちに
自分の原稿にしてしまったり とか
(しかも、取材自体は自分がやったわけ
ではないもんだから間違った結論に
してしまったり とか)
自分の企画の取材が忙しくて、部下の原稿
を入稿時間をとっくに過ぎているのに
机の上に放置、スルーしてしまう とか、
そもそも「デスク」のくせにデスクにいた試しがない とか、
部下が、巻き込まれた緊急事態を相談
したくとも音信不通になる とかが
往々にして起こるわけですな。
実はさまざまな報道事故やチェックミス、
あるいは締め切り遅延などの
雑誌編集における問題は、
記事も書きつつ部下の原稿も見る、という
この体制自体にあるような気がして
ならないのです。
特に私ら雑誌の世界では、往々にして
小人数でまわさなければならんので
プレイングマネージャーが常態化しており、なおさらです。
完全に編集者と記者を分けている編集部
ではこんなことはないのになあ、
というような凡ミスが、デスクチェックを
ザルのように通り抜けるのを見るたびこんな思いに駆られます。。。
書くならチェックするな!チェックするなら書くな!
古田さん並に管理も自分の実技も優れている人とか
人望がある人が副編になっているわけでは
必ずしもはないわが職場を見るたび、そう思ってしまうのです。