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大塚製薬の上野研究員からのお話です。
大豆イソフラボンの中の「ダイゼイン」から腸内細菌(ラクトコッカス・ガルビエ菌)により「エクオール」がつくられます。
このエクオール、からだの中でつくられるのですが
体内で多く産出できる人は更年期症状が軽い傾向。
期待される効果は、
1.女性ホルモンの調整(更年期症状・メタボ・高尿酸血症・乳がん・しわ)
2.男性ホルモンの調整(脱毛)
3.抗酸化作用(しみ・しわ・動脈硬化)
実験では、ホットフラッシュの頻度や首や肩のこりの程度が、
エクオール10mgを3か月摂取することで、かなり改善されたということです。
エクオールは体内でつくることができる人とつくることができない人がいます。
エクオールを体内で産出できる人は、
日本 50% 中国54.9% 台湾51.5% 米国27.6% オーストラリア31.3% ヨーロッパ28.2% の割合。
日本人は二人にひとりがエクオールをつくることができます
また、体内産出できても、腸内環境が悪化していれば 量はほんの少ししかつくられません。抗生剤を飲むと減ったりします。腸内細菌が活発化していないとエクオール効果は期待できないのですね。
エクオールを産出できるかどうかは、「ソイチェック」という尿検査で簡単に知ることができます。大塚製薬のサイトから購入できます。
また、エクオールのサプリメントもあります。大塚製薬 エクオールで検索してみてください。
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