
坂本龍一&東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートへ行ってきました

会場のお花の数々。

東京芸術劇場にて開催でした。

坂本サマがピアノ演奏&指揮をとっていたのですが、
坂本龍一って、何十年も前に YMOで活躍していた頃、メンバーやスタッフからニックネーム「教授」と呼ばれていたのですよね。
コンサートの始まりで、舞台のはしから背中を丸め、てくてく歩いている坂本様の姿を見ると、まさに「教授」 といった風情で笑っちゃいました。
このコンサートは音楽も素晴らしかったのだけど、特によかったのは坂本様の語り。
曲と曲の間で、ぼそぼそと聞きづらい声で語るのだけど、それがなんともいえず面白い
コンサートがはじまって、まだ2曲目だというのに、
「あっそういえば、このコンサートは休憩時間がありますから、大丈夫です。15分くらい。」「あっすみません、まだ始まったばかりなのに休憩のことなんて言っちゃって、ヘンですよね(笑)」
とか、
「ラストエンペラーでアカデミー賞とったとき、会場でスピーチしなきゃいけなかったんですね。あのときは必死だったんだけど、後でみてみると、すごく幼稚な英語を話していて本当に恥ずかしくて、今でも恥ずかしいです」
とか、
「ベルトリッチ映画音楽を頼まれて、世界で一番悲しい曲をつくれっていうから 一生懸命つくったら、これ悲しすぎるからダメって言われて、あのときはホントに腹が立ってどうしようもなかった。ヒドイと思いません?悲しすぎるって何だよーって(笑)」
とかいう小話をはさんでくれて、会場内は龍一ワールドにどんどんひきこまれていきました。

面白いコンサートだったから、休憩時間にふだん飲まない赤ワインを飲んでしまいました。意外と美味しかった
最後にアカデミー賞をとった「ラストエンペラー」、名曲「戦場のメリークリスマス」「シェルタリング・スカイ」を演奏してくれて、聞きごたえがあって十分満足して会場を後にしました
やっぱり名曲って、何度聞いても飽きないし、何度も何度も聴きたくなるものですね~。
演奏するほうは飽きてるのかもしれないけど
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