源氏香の香席のときの着物です。 香席の記事はこちら です

これはアワセの着物で、いつもの寸法よりも大きめに仕立てています。だから着た時になんとなく 布地に包み込まれる感じがします…。 紬で、最初は硬い感触だったのですけど 何度か着ているうちにやわらかくなってくれました。

この着物を着ると、とっても安心感があるんですよねー

洋服でも、着るとなんとなく安心するというか落ち着くというか 自分自身でいられるというか そんな服ってありません?? 

和服でもそういう感触は同じですね

もっと明るくて軽い感じの着物にしようかとも思ったのですが ( 源氏香というコトだし  ) お席が和室ではなくて、テーブル&イス席ということだったから、

なんとなく紬の着物にしてしまいました。 

 

 

それにあわせた帯です。 竜田川の柄。 着物にハマった友人が、京都の弘法さん(京都、東寺の縁日のコト) で ゲットしたこの帯を 「似合うと思って」と、プレゼントしてくれました。

もう何年も何年も前のことになりますね~

わたしは京都とは全く別の土地に生まれ育ってますから、その憧れの地、「京都」のお土産として 帯をもらったということが、とってもうれしかったのですね。

いつだったか、その友人に、「あのときプレゼントしてくれた帯ね、今も締めてるの~~ホントにありがとうねーー」 と 電話で話したことがあったのです。

そしたら、 

「えーーそんなのあげたっけ?ごめーん  忘れちゃった~  」 

と言われて、

えっ! 忘れちゃったの……。 そ、そうか、忘れちゃったんだ……そうだよね、もう何年も前のことだし……。  覚えてないよね~そうだよね、忘れるよね   

と思ったことでした。

もらったほうは覚えてるものなんだけど。わたしだけかなあ?

 

この着物と帯のおかげで、

初めての源氏香の講座もそれほど緊張せずにいられたのかもしれないー。 

もしそうだとしたら、この友人の帯に感謝ですね

 

 

 

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