斉藤上太郎氏の2013-2014コレクション、着物ファッションショーがあって行ってきました
上太郎氏は、京都の現代着物作家・斉藤三才氏の息子さんです。
テーマは 「ドレスピープル 不易な流行」

渋谷のヒカリエでのショー。会場は熱気ムンムンでした。

上太郎氏の大ファンの着物美女のおかげで、前列2列目という恵まれたお席に案内されました ありがとうございます!!

これはランウェイです。ファッションショーでモデルさんが歩くところですね。京都は西陣で、銀糸で織られたということです。巾約4メートル、長さ約8メートル。 画像は白っぽくなっていますが、近くで見ると本当にため息が出るくらいキレイでした。 こんな美しい絹地の上を歩くなんて……、もったいない!!

会場が暗かったからこんな風になってしまいましたが、これは巨大な絹でできた「のれん」。 ここからモデルさんたちが登場します。

ショーはとっても素晴らしかった
メンズは15スタイルあって、その中のひとつです。会場は写真NGということで、画像HPよりお借りしました。
これはデニムの着流し、柿渋染です。それにアニマル地紋のジャージ素材の羽織。ジャージ素材だよという証拠に、向かって右の下のほうに 白いラインがはいっていますね これ笑えました
羽織紐は、コードを編んでリボン状に繊細につくられています。この羽織紐ほしい!
しかしジャージとはいえ、こんなワイルドな羽織をひっかけた男性がいたら……ついつい、後をついていってしまうかも

レディースは29スタイルあって、これはショーのトリを飾った振袖。 このコレクションの中で私が一番好きなスタイルです。
円取りの、古典柄ぽいモダンな振袖。
古典柄だなーーと会場で感じていたのですが、裾と袖先からちらっとみえた八掛が白黒の太いストライプでした。 ストライプのはっかけなんて、みたことない!さすがです。
ほかにも白黒チェッカー柄着物、洋花とレパード柄、2色ギンガム柄の紬、ファスナーつきデニム着物、フードつき羽織、着流しに草木染めのストール、などなど
目からウロコのびっくり着物の数々!
羽織にフードがついているなんて、一体、仕立てはどうなっちゃってるの なんて。
しかし、クールな色遣いのせいで、ちっともキバツじゃないんです。
そして着流しにストールをぐるぐる巻いたモデルさんが登場したときは、まるでイッセイ・ミヤケのパリコレクションのような雰囲気!!
ご一緒した着物美女と口々に、「……すごいねー」と…。
もうそれしか言えないような圧倒されたファッションショーでした。
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