九州から梨がやってきました。 これは普通の梨の1.5倍はあろうかという大きさの品種、「新高」です。 梨の収穫時期としては最も遅い、11月頃に収穫したものです。なにをかくそう、この画像の梨は11月初旬におくられてきて、そのまま今まで(12月中旬)1ヶ月以上もの間、冷蔵庫で保管していた梨なのです

この新高という品種は、普通の梨より大きくて日持ちがする梨として有名なのだそうです。重さを量ってみたら、750グラムもありました。1キロぐらいあるものも珍しくないそうです。ナシって、福島とか千葉とか鳥取とかが産地のイメージがあったのですが、もともとは九州でよく栽培されていた果物なのだそうですね。

 

 

1ヶ月以上たっていても、ごらんの通りのみずみずしさ  真ん中の黒い影は、梨の種(黒)が透けて見えているもので、わるくなっているわけではありません

肝心の味はといえば、しゃりしゃり感もみずみずしさも全く失われていなくて 「いつもの梨」という感じ。秋によく食べる梨とまったく変わりませんでした。ほのかに甘いけど甘すぎないのは梨ならではの美味しさですよね。

もともと梨は、のどの痛みをとったりのどの乾燥を潤す作用があると昔からいわれていて、今の乾燥の時季に摂取するのは理にかなっているそうです。また栄養成分も豊富で、カリウム(むくみ解消)、食物繊維(整腸作用)、アスパラギン酸(新陳代謝促進) などなどが含まれていて美容にも効果的  なかなかスーパーでは見かけなくなった梨ですが、晩秋に収穫してずっと保存がきいて、冬でも食べられる梨があるとは驚きですよね。

 

 

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