
三時のおやつは文明堂~♪ で、おなじみの銀座文明堂のカステラをいただきました。
このカステラ、なんでも文明堂のなかで一番高価な 「五三加壽天羅」(ごさんかすてら)というのだそうで、金色の紙に包まれていました。小さい頃から食べている文明堂のカステラとはちょっと違うみたいです…

桐箱にはいってやってきました。 製造職人と検品職人の名前が記載されています。この五三カステラ、奥義をきわめたカステラ職人さんのみしか焼くのを許されないのだとか。なんと……

このカステラについての説明書。食の人間国宝の、森幸四郎さんが監修した高級カステラだそうです。
原材料は
卵(指定農場の卵・卵黄が三割増)
和三盆糖(四国・阿波特産、手作り極上品)
小麦粉(無漂白超薄力粉)
水あめ(餅米の米あめ)
ハチミツ(英国産最高級コッツウォルドハニーを量がとれないため、巣箱から注文している貴重品)
ということで、恐れ多い原材料の数々 わたしのような者がいただいてしまっていいのか大変恐縮です…

中身はこんな感じ。普通のカステラ、ですよね。
味はというと、小さい頃から食べている文明堂のカステラ、という第一印象でした でもなんだかたまごの風味がいつもよりしていて、ふわふわしているような気がします。カステラの命ともいえる しっとりさもほどよくて、底のザラメも多すぎず少なすぎずで、美味しかったです。
このカステラ、桐箱にはいっていたのですが、説明書に、
「特選五三カステラをお召し上がりの後は、桐箱を収納箱としてお使いいただくことをお勧めいたします」
とありました。
なんだかこの一文に、銀座文明堂の歴史が感じられるような気がして笑ってしまいました。このなんというか、ある種のおせっかいというか、別にそんなこと言わなくても、っていう一文が添えられてるのって、とっても昭和的ですよね。昭和30年代~40年代の商品の説明書きって、こんな風なおせっかいさがあったなあと懐かしく思い出して、結構面白かったです。
↓ご訪問の記念に♪ ぜひぽちっとお願いします↓
最後まで読んでいただきありがとうございます
