浴衣の老舗、竺仙の展示会へ行ってきました
毎年1月に開催されています。
夏目雅子さん主演映画 「鬼龍院花子の生涯』 や、 NHK大河ドラマ「天璋院篤姫」などの
原作者でいらっしゃる 作家の宮尾登美子さん。
宮尾さんも、竺仙の展示会へは 毎年行って十反ほどお買い上げになっていたとか。
竺仙の浴衣の魅力はなんといっても、その柄の豊富さではないかと思います。
宮尾登美子さんは、昭和10年代に着ていた浴衣の柄を 何十年もたってから
同じものを展示会場でみつけたおどろきについて著書で語っておられました。
お嫁入り支度で誂えてもらった、梅にたて縞の柄だそうです。
会場は たくさんの着物、浴衣、帯などがところせましに展示されていて
長時間いても 全然飽きませんでした。
藍の小紋や浴衣、つむぎの浴衣、松煙染め小紋、江戸刺繍訪問着、江戸紅型、
絹紅梅麻小紋浴衣、
友禅手書き麻染め帯、小千谷、ろうけつ、型染め、更紗染め帯、いかた織り紗の帯、
紗献上、博多織り半幅帯 などなど。
撮影不可で、写真がないのがとっても残念です!!
特に気に入った浴衣地は、「紙糸長板」 です。
マニラ麻のパルプを用いて紡がれた糸、「紙糸」 で織られています。
その紙糸は、エクアドル産のオーガニックだそうです。
洗濯も可能だし、燃やしても有害物質が発生せず、とってもエコな日本ならではの
浴衣地だなあと
オーガニック製品を 浴衣で身に着けることのできる幸せを感じちゃいます…。
美しい反物に囲まれて、とても楽しい一日でした。
ご招待いただき、ありがとうございました。
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