赤坂のマキシム

赤坂サカスにある“ヴィエイユ・ヴィーニュ マキシム・ド・パリ”へいってきました。
銀座マキシムのカジュアル版といった感じのお店です。

１階は“コートダジュール”というカフェになっています。
１階の入り口から入って担当の女性に案内され、エレベーターで２階へ。
店内は、赤・赤・赤　インテリアがほとんどまっ赤っ赤で、モダンな雰囲気。





この写真は赤にはみえませんが、多分お昼に行くとこのような感じになるのでしょう。
夜に行くと真紅のイメージです。

まずはドン・ペリニョン2002で乾杯。
辛口で、後味もすうっとさわやか、やっぱり間違いのない味

お料理は、

・一口の喜び
・フランス産フォアグラのポワレ、マッシュルームソース　マデラ酒の香り
・本日の野菜料理
・本日のポタージュ
・長崎県産真鯛と海の幸のアクアパッツア風、泡立てたアサリのジュと
・牛フィレ肉のポワレ、くるみ、アーモンド、松の実のパネ、メナジェール

でした。美味しかったです

肉料理のときに“シャトームートン・ロートシルト2003”を飲みました。
世界最高峰のワインといわれるフランス５大シャトーの１つです。
５大シャトーは初めて飲んだのですが、ちょっと言葉にはできない味でした。
芳醇で熟成された香りがふわっと広がって、後味もなめらか、
「えーこのワインってーーこれはちょっとすごいのでは……。」「………。」
というのが正直な感想。

こういう高貴な味のワインはくいくい飲むよりも、懐石料理みたいに少量を
味わって飲むのが私にとってはいいのかも。
しかし、フランス人のワイン作りに対する情熱ってすごいですね
どうだ！といわんばかりのお味でありました。

このお店でスゴイと思ったのは、ワインリストに載ってるひとつひとつのワインに
丁寧な解説がかかれていて、頼んだワインにその解説ののったカードがそえられている
ことです。

例えば上記のシャトームートンだったら、

原産国／フランス　生産地／ボルドー　造り手／シャトームートンロートシルト
品種／カベルネソーヴィニョン、メルロー、カベルネフラン、プティヴェルド

ボディ４　甘み２　酸味３　香りの複雑さ５　タンニン４

といった風です。

これはとても親切　さすがは銀座マキシムの弟分です。
ワイン頼むときのハテナ？感とドキドキ感をちゃあんと考えてくれてますねー

デザートはマキシム特製イチゴのミルフィーユでした。
ドミニク・サブロンのパンはちょっと、うーんという感じでしたが、まあ、
ドンペリと５大シャトーのワインがグラス１杯ついてたし、ポタージュも魚料理も
肉料理も食べられたし、それで破格のお値段だったから、支配人の方に感謝、です。