ゆっくり出来る時間があったので

またまた本を読んでました。





「家のない少女たち」

$yokoのブログ-本2

プチ家出なんて言葉が流行りましたが、

この本の中の14才~15才くらいの少女は、本気家出。

原因は両親からの「虐待」がほとんどだ。




母親の育児放棄(食事すら作ってもらえない)や、父からの性的暴行

本気で実家へ戻りたくない!と願う子供達ばかりだ。




彼女たちは、援助交際などで生活費を稼ぎ、

ラブホテルやネットで見つけたトメオ(泊めさせてくれる男)の家で、寝泊まり。



中には母親のプライドが高く、「生活保護」を受けるのを拒み続け

結果貧困に苦しむ実家に、援助交際で稼いだお金を仕送りをする子もいる…。

可愛い弟や妹のために。





お金の稼ぎ方や生活の仕方に「??」と思う部分もあるんだけど

14才そこそこの、小さな彼女たちにみなぎる、

生きるための「力」に、ビックリする…。





単なる「家出少女」で片付ける事の出来ない、彼女たちの深い理由。

大人たちが、彼女たちを救ってあげれる方法がないのかと。

そう考えさせられる本でした。




そして、未成年である「少女」たちの身体を

買う大人」がいる現状…。





深い本でしたね。

あっという間に読み終えてしまいました(・∀・)