こんにちは。



埼玉県朝霞市、金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



ダルクローズ・リトミックの国際免許を取得している大城依子(おおき・よりこ)先生の即興・編曲ワークショップに参加して、今日が最終回でした。



「ダルクローズ」って何? 誰? …と思ったかたに向けてご説明します。


ダルクローズは「リトミック」という活動(音楽教育メソード)を考案した音楽家です。


黒柳徹子さんの自伝的著書「窓ぎわのトットちゃん」の中で、徹子さんが通っていた「トモエ学園」の校長先生・小林宗作さんは海外留学してダルクローズリトミックを学んだかたです。



「窓ぎわのトットちゃん」の中で、リトミックを感じさせるダンスのような活動をしているくだりがあった記憶があります。



ちなみに、音楽家の山田耕作さんも、ダルクローズリトミックを学んだかたです。



話をもどしますが、、、、


大城依子先生は、スイス・ジュネーブで、エミール ジャック=ダルクローズ賞(即興演奏)を受賞している才能豊かな人気のある先生です。



日本ジャック=ダルクローズ協会理事でもある大城依子先生ですが、謙虚で優しいかたでした。






ワークショップの内容は、少し高度でしたが、教え方がとてもわかりやすく、実践しやすいものでした。



7名のワークショップで、とても楽しかったのですが、体調不良の私にはツラかったです。



毎回、今日は休もうかな…と思いながら、でも全部参加しました。



いつにも増して頭が働かないし、初見演奏や即興演奏もパッとせず、最後まで残念な演奏でした。



でも、「体調が悪くて良く弾けません。」などの言い訳は一切しませんでした。



体調不良も自分のせいですし、体調が良くても演奏内容に変わりはなかったかもしれませんし…(笑)


↓ 毎回の資料の一部。









1人ずつ順番に演奏するのですが、身体が重くて弾きたくなくて「パスします!」…と言いたい時もあったのですが、名前を呼ばれると条件反射でピアノに向かっていました。



プリントを渡されても、そのまま弾くのではなく、次々に変化させて弾くので、最初の頃は少し動揺しました。



今日の最終回も、一瞬ですが、休もうかなと思ったのです。



でも、難しいから逃げ出す…みたいでイヤだったので行きました。(逃げ出すなんて、私には耐えられない行為ですから、笑。)



今日も、ためになることをたくさん教えてくださいました。



不調の中で参加したツラいワークショップでしたが、いろいろな「学び」と「気づき」がありました。



たくさん勉強してきたつもりなのに、まだ出来ないことがたくさんあります。



弾けないものがたくさんあります。



今回のワークショップで学んだことをこれから復習して、弾きこなさなければなりません。



また演奏課題が増えました(笑)



実践できなければ意味がありません。



今回のワークショップは、「基本的」な部分を教えてくださったにすぎません。



それらを弾きこんで自分のものにしたら、そこからまた新たなスタートです。



いつまで続くんだ〜勉強は!(笑)






今回の続編をやってもらえるよう、有志でグループを作ろう…と言う話も出ています。



リトミックの指導をしていただく場はあるのです。



でも、ピアノ指導者向けの即興演奏の指導はされていないので、今回、そのような話が出たのです。



予習・復習がほとんど出来ないので、ついて行けるだろうか?…と不安なのですが、立ち止まるくらいなら、失敗して恥ずかしい思いをするほうを選びます。


続編が実現するといいな、と思っています。



もう少しゆとりを持って、楽しく演奏できるよう工夫します。



もしかしたら、「気」の持ちようで変わるかな?





↑ この写真、中国にある家だそうです。



見ているだけならいいけど、勉強中の私が住んだら、かえって疲れて、うなされそうです(笑)



では、また明日[E:paper]