こんにちは。



金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



手足の動作が違っていても音楽に合わせてすぐに反応して動くことができる。


手足の違った動作をしながら、さらに口で違うリズムを言ったりできる。



ピアノで簡単な即興演奏ができる。



以上は、幼少期にリトミックを習っていた息子ができることです。



大人でも訓練しないとできないことを簡単にやってのけて感心します。



リトミックって、そういうところがすごいと思います。



息子は小学校入学と同時にリトミックを辞めました。(スポーツがやりたいと言ったため。)



息子には音符の読み方だけ教えました。



ピアノも少しですが弾けます。



でも、息子の弾くピアノの音は、特に綺麗な音ではありません。(可もなく不可もなく平凡な音です。)


ピアノを習っていないので当然ですが…。





私の教室に通っているピアノの生徒さんは、リトミックを習っている人のように音楽に合わせてうまくステップなどができないかもしれません。



でも、とても美しい音でピアノが弾けます。



(リトミックの生徒さんにはなかなか出せない綺麗な音でピアノを弾くことができます。)



曲の題名から想像力を働かせて、考えて演奏することができます。



フレーズのまとめ方も上手です。



初見演奏も得意です。



歌も上手です。



新曲視唱(初見唱)もよくできます。



これは私の教室の低学年の生徒さんができることです。



そして、生徒さんはいつも楽しそうにしています。



音楽に合わせて即座にステップすることは得意でなくてもピアノを習うと美しい音で弾くことができます。



私は、まだピアノ指導歴20年ちょっとです。



でも、勉強して、いろいろな音楽を聴いて、私の生徒はココが得意です。…と言えるようになりました。



ヤマハ時代、教室異動が多かったので在籍中 に250人くらいの個人の生徒を指導してきました。



わからないことは勉強し、研究し、実践する…の繰り返しでした。



リトミック指導もピアノ指導も奥が深いと思います。



実践しながら日々進歩していくのですが、胸を張って「私はピアノ指導者です。」と言えるようになるまでかなりの時間を要した気がします。



ピアノの音への追及と指導に関してはまだまだ勉強が必要です。



もう、初級の導入教本はどうしよう〜…とか、生徒が練習してこない…などの小さな悩みはなくなってきたと思います。







リトミック指導にも同様のことが言えると思います。



自分なりに納得して指導できるまでには長い月日と、勉強が必要ですね。



私もリトミックという活動をそこまで追及できればよいと思っています。



でも、ピアノ指導において一番大切な「美しい音色」の部分はまだ、きちんと指導できてないので、今はピアノ指導に専念しようと考えています。



リトミックの勉強も継続しています。



リトミックはまだ450時間位しか勉強していません。
(自宅での勉強や練習は除いてです。)



今は、私の専門はピアノです。



いつの日か、両方を教えられるように頑張りたいと思います。



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「音楽教育は一に教師、二に教師
、三に親、四が子供。」




↑ これは桐朋学園大学・音楽学部の前身「子供のための音楽教室」の創設者である斉藤秀雄(さいとう・ひでお)先生の言葉です。



私はピアノ指導者になってから、この言葉を深く心に刻み指導してきました。



常に謙虚に、勉強を怠らず、生徒さんの心に響くピアノレッスンをしていきたいと思っています。



小さな生徒さん達は、美しい音で演奏して私にこたえてくれます。



責任重大ですが、夢のある素敵なことです。







リトミック指導者もピアノ指導者も素晴らしいです。



自己満足にならないように、自分の役割をきちんと果たして、音楽好きな生徒さんを育てたいですね!



私は、楽しそうにピアノを弾く生徒さんを見たくてピアノ指導者になりました。



楽しそうにキラキラ輝く美しい音でピアノを弾いてくれると感動してしまいます。



リトルピアニスト万歳❗️…と言いたくなるときがあります。



だから、ずーっと辞めずに続けてきたのかもしれません。



幼稚園のときから、将来の夢は「ピアノの先生」でした。



無理かも…と思ったことは何度もありましたが、違う職業につきたいと思ったことはありません。







音楽って楽しいです。



大人になってからでも上達しますから、弾いたことのない方は是非、始めてみて下さい。



何事も遅すぎるということはありません。



ピアノに限らず、やりたいと思ったことを始めてみるのもよいかもしれません。



最後までお読みいただきありがとうございました。



では、また明日[E:paper]